2017/06
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Call My Name。
先日行ってきたカメラマンの上村さんの写真展『Call My Name 原発被災地を生きる犬猫たち』。


上村さんのブログで写真展の紹介文を読んだ時、じわっと目に涙が浮かんだ。

写真展には行かれない方も是非この紹介文を読んでほしい。

Call My Name。

このタイトルを付けた意味を、
このタイトルの意味を、
どうか一人でも多くの人に知ってほしい。

そう、思った。



自分自身でも感じていたことではあったけど、この紹介文を読んでから『名前』というものに対して、今まで以上に気にかけるようになった。


シェルターにいる子たち。
トイレ掃除をする時も、ご飯をあげる時も、抱っこタイムを開催する時も、必ず全員の名前を何度も何度も呼ぶ。

とても大切な時間。



レスキューに行った時に出会えた子たち。

立ち止まって振り返る、顔。

立ち止まらずに一直線に走り去る後ろ姿。


名前を呼んであげたい。
あなただけの、名前を。


たったひとつしかない、いのち。
ちいさなちいさな、いのち。


名前を、呼ばせて。

あなただけの、名前を。

あなたの、名前を。



そんな気持ちを抱えながら、相変わらずのドタバタの中、なんとか身体を空けてGWもレスキューへ。


200kg以上の給餌フードと、8台の捕獲器を積み込んで。


先月から更にバリケードが増え、立ち入りがどんどん困難になり続けていく大熊町。

来月から国道6号線が通行解除になったら、多分圏内での活動は更に締め付けが厳しくなってしまう。

それに海側の原発付近の中間貯蔵施設の候補地が国有化を決定されてしまったら、もう、さすがに立ち入ることは許されないだろうから、とにかく今は大熊町と双葉町を最優先に捕獲器を掛けてまわっている。


シェルターに、受け入れできる余裕がある訳ではないけれど、圏内の状況を考えたら躊躇する訳にもいかず。

だから、海側山側悩みに悩んで決めたポイント四箇所に、野生動物対策も兼ねて二台ずつの捕獲器をかけて。


捕獲器を掛け終え、給餌に回っている途中、毎週東京から給餌に通い続けてくれている個人ボランティアのMさんに電話して。

お互いの捕獲器をかけた場所や、給餌状況なんかをちょっとだけ話しして。

あんな異常な町の中でも、ちょっとだけホッとする瞬間。


帰る前にどっかで会えたらいいねと電話を切って、ひたすら必死に給餌ポイントを回っていると、あっという間にタイムアップの時間が近づき、今度は捕獲器の回収へとこれまた必死に車を走らせる。


ちょっと頭がボーッとする程とっても暑い日だったから、飲み物を凍らせてこなかったことを後悔したりして。


増えたバリケードのせいで、各ポイントに辿り着くのが今まで以上に大変だけど、ようやく一箇所目のポイントへ。

一つはネズミさん…。
もう一つは空っぽで。

落胆してる暇はないから、ネズミさんとサヨナラして、捕獲器を車に積んでダッシュで二箇所目へ。

…捕獲器、どっちも閉まってない。


この暑さじゃ仕方ないか…と天を仰いで煙草に火を点けて。


ふぅっと大きく息を吐いてから、Mさんにまた電話して。


どこにいるのー?と聞いてみたらば、すぐ近所にいたようで、それじゃ一回合流しようかと言いかけたらば、電話の向こうから短い悲鳴。

M:あっ!猫!こっち見てる!どうしよう…

A:あたし連れてくから保護しよ!

M:うんっ!

A:捕獲器は?

M:持ってる!

A:じゃ、かけて。電話切るよ。


と電話を切って、煙草を2本吸い終えた頃にMさんがあたしのいる場所へやってきて。


二人で少し喋りながら時間を潰し、ドキドキしながら捕獲器の場所へと移動して。


前を走るMさんの車が止まったと思ったらすぐさま走り出てきたMさんを見て、慌ててあたしも車を降りて。


M:ダメだー!捕獲器の横で寝てたー!

A:え?あたし見てないよ。

という会話の後に、猫さんが走っていった方向に向かうMさんが、またあっ!と短い声をあげる。


M:いる!こっち見てる!

A:え?どこ?

M:そこの草むら。今、走って裏に行った!

A:…あたし見えなかった。それ、妄想w?

とか話していたら、またまた猫さん戻ってきたようで、草むらの中に頭が見え隠れ。

もう出なきゃならない時間ギリギリだったけど、離れない子ならば入ってくれる可能性はあるから、あともうちょっとだけ捕獲器かけて粘ろうよ。とMさんに声をかけ。

あたしの車からも捕獲器を下ろし、二台の捕獲器をかけ、Mさんは待機、あたしは別な場所にかけてある捕獲器と、Mさんがかけている捕獲器を回収に向かい、猛ダッシュで車を走らせ、自分の捕獲器を回収して、Mさんがかけてる捕獲器の場所に到着する直前で電話が鳴って。

M:入ったーー!!!

A:マジでーー!!!やたーーー!!!

と嬉しい短い会話を交わした後、途中の地点で合流して、にゃんこさんを受け取って。





二人とも若干興奮しつつも、性別確認をするのに、にゃんこさんにごめんね、と声をかけながらお尻やお腹をまさぐり、授乳中じゃないのを確認してから車に乗せて。


ようやく一息ついて、


M:もう一回捕獲器かけようって言ってくれてありがとー!

A:なに言ってんの、見つけてくれたおかげじゃん!

M:でも電話がかかってこなったら車停めなかったから見つけられなかったもん。

A:フード切らさずに通い続けてくれてるからだよ。


なんて二人でお互いを微妙に褒めあったりしつつ、とにもかくにも粘ってみて良かったよね、と喜びながら、また来週頑張ろうねと別れてお互い帰り道へと向かった。


身体はヘトヘトなんだけど、嬉しい気持ちで帰宅して、捕獲器から出して隔離ケージに移動する前に駆虫薬を付ける時、もう一度お腹をしっかり確認してみたら、全ての乳首がちいさなまま。


…それは、出産経験が無いということな訳で。

圏内で、飢餓の状態を、異常な状況を過ごしている子たちは子孫を残すという本能が強まっているようで、発情回数も多いから、かなり若い猫さんですらも出産経験はある子がとても多くって。


おまけに洗濯ネットに入ってもらっていたのだけれど、全く暴れる様子も無いから、そおっとネットから出してみて、お口を開けて歯を見たら、少なくとも3~4歳の歯をしてる。


…ってことは避妊済み?

と、大きな疑問が湧いてきたから、そのまま少し抱っこして撫でてみたらば、小さくゴロっと喉の音。

内心うわわー!となりつつも、頑張ったねー、と声をかけながら撫で続けてたら、どんどんゴロゴロの音が大きくなって、顔は若干緊張してるけど、甘えた声で鳴きはじめ。




うわぉ!
間違いなく飼い猫さんだ!


泣き虫のあたしはいつものごとく泣きべそをかきながら、にゃんこさんをそおっとそおっとケージに戻し、またまたMさんに電話したけど出なくって。

にゃんこさんは、ケージに戻してもとっても穏やかな顔で喉をゴロゴロと鳴らしてる。




この興奮と喜びをどうしたらいいのー!と一人悶々としていたらw、折り返しMさんからかかってきたから大喜びで出たら、はしゃぐあたしの声と対象的に暗い声。

M:…どうしたんですか?

A:おっぱいがね、ちっちゃいの!

M:…え?

A:いや、だから、おっぱいがね、ちっちゃいの!

M:…え?

A:えって…いや、えっと、避妊済みかも?!ってこと!

M:なんだー!やっぱり授乳中だとか、悪い想像しちゃったのにー!

A:え、だって授乳中じゃないのはさっき圏内で確認したじゃん!

M:だってこんな時間に電話があったら悪い想像しちゃうでしょ!


とかいうかなり不毛な会話を繰り広げつつ、ようやくこの喜びを分かってもらえてw


二人で良かったよねー、嬉しいねー、とはしゃぎまくって電話を切って。


まず間違いなく、ニンゲンと一緒に暮らした子。

きっと名前の付いてた子。


ホントの名前じゃないけれど、うちでの名前は『ゆら』ちゃんに決めました。

今はそれがあなたの名前。

たくさんたくさん名前を呼ぶから、もう安心していいからね。


食べるものの心配も、寝る場所の心配も、なにも必要ないからね。


ホントの名前が分かるよう、飼い主さんも探さなきゃ。



ゆらちゃん。

連れ出させてくれて、ホントにホントにありがとう。



そしてGWが終わり、病院へ。

先日の保護っこ拓くん同様、ゆらちゃんも診察台の上でも普通に寛いで。


お腹の確認をしたいとお願いし、お腹の毛刈りをしてみたら…くっきりと残る手術痕。

ビンゴ!!

間違いなく避妊手術済。


勿論最近の手術痕ではなかったし、あたしが知ってる範囲では捜索依頼も出ていなかったから、次回のレスキューの時にでも、付近に貼り紙をしてこなくっちゃ。


ゆらちゃん。

あなたの本当の名前が分かるといいね。


あなたの大切な名前を見つけられるように頑張るよ。



身体はホントにクタクタだけど、拓くんといい、ゆらちゃんといい、こんな出逢いが続くからには、やっぱり諦めることなんて絶対に出来ないね。

終わりが全然見えないけれど、もう一踏ん張りも二踏ん張りもしてかなきゃ。


あなたの本当の名前が分かるまで、のんびりゆったり過ごそうね。





ゆらちゃん。

たくさんたくさん名前を呼ぶよ。

あなただけの名前を。




【Mさんへのご支援のお願い。】

いつも福猫舎へ散々ご支援をお願いしており、恐縮しつつも本当に心から感謝しておりますが、今日は友人の個人ボランティアMさんへの給餌フードのご支援のお願いをさせてください。

彼女は震災直後から、ほぼ毎週のように福島へ保護、給餌に通い続けてくれています。

ブログも持たず、団体にも所属せず、
個人ボランティアとしてコツコツと地道に活動を続けてくれています。

最近は、震災直後から福島のどうぶつたちのことを発信し続けてくれているささきちさんの協力のもと、フードだけは募集をされていますが、足りない時は自費で購入しています。

毎週の福島への交通費、そして保護した子たちの医療費などで、負担は増え続け、何度も折れそうになる心を必死に奮い立たせて今もなお、通い続けてくれています。

現在、次回のレスキュー以降分のフード募集をしており、お一つからで結構ですので、どうぞご支援をお願い出来たら…と思います。

福猫舎の給餌フードは、なんとかもう少しだけストックがあります。

残りは僅かになってきたので、近いうちにまたご支援の呼びかけをさせて頂くとは思いますが、今回はMさんにご支援をお願いしたく、ここにお願いをさせて頂きます。

ご支援については以下のブログをご覧頂ければと思います。

ささきちさんのブログ記事
福島で給餌するフードをご支援ください


どうぞ宜しくお願い致します。





ヒッチハイカー。
レスキュー記事を全然書けていないうちにあっという間に次のレスキューへと向かうように、毎日を駆け足で過ごしてる。

それはきっとちびがいない隙間を埋めるためなのかもしれないけれど、今までも足りなかった時間を、身体を酷使することで埋められることがある時もある、ということなのかな。

ああ、まだるっこしい性格だw


遡ること一ヶ月近く経っちゃうのだけど、先月中旬にレスキューに行った時のこと。

その日は山側の検問から入ることになっていて。

早朝に起きてみんにゃさんのお世話を終わらせ、フードを積み込みさて出発。


ちびの容態が落ちてきた頃だったから、保護することはあまり考えず、とにかく給餌をメインにしようと頑張ってどっさりフードを積み込んで。

検問を入り、山側から入るのは久々だったから、大雪の傷跡や大量のフレコンバッグが並んでいるのを横目に見ながら車を走らせて。




大熊町の帰還困難地域の細い山道をくねくねと走り、トンネルをいくつか越えたけど、集落まではまだ辿り着かない、おうちがほとんど無いような山道で、道端をとぼとぼと歩く猫発見!


窓を少し開けて、にゃーにゃーと鳴き真似をしてみたらば立ち止まり、一瞬こっちを見たと思ったら、ぶみゃーーーー!と大きな声で鳴きながら、車に向かって一目散に走ってくる!


最近は、そんな子にお目にかかることは滅多にないから、こっちが思わず大慌てw

一本しかない山道で、警察や自警団に見つかったら…とほんの一瞬躊躇ったけど、いやいやそんなこと言ってる場合か!と気合いを入れて車を停めて、車の後部に積んでいる捕獲器やおやつを取りに車を降りて。

手づかみは難しいかな…?とかぐるぐるいろいろ考えながら捕獲器や洗濯ネットを取り出して、車の前に戻ってみたら、いるはずのにゃんこさんは見当たらず…。

え?え?と思って車の下を四つん這いになって覗き込み、またにゃーにゃーと鳴き真似をしてみたら、何故か鳴き声が上から降ってきて。


ん?
どゆこと?

と思って身体を起こし、車の中を覗いてみたら…



少し開いてた窓から入り込み、運転席を乗っ取られてたw


大慌てのあたしを尻目に、とても大きな声でぶみゃーぶみゃーと鳴きながら、ゴロゴロ喉を鳴らしてて。

あまりにもあまりな展開に、あたしが完璧にテンパってw


ドアを開けたらダッシュして逃げちゃうかな?とかも考えたけど、きっとこの子は大丈夫。と思い、そおっとそおっとドアを開け。

にゃんこさんの身体を掴み、ダッシュで車に乗り込んで。

運転席に座りにゃんこさんの身体をしっかりとホールドして、やっとほおっと息を吐き、そのまま急いで窓を閉め。


ポケットから洗濯ネットを取り出して、インしてもらおうとにゃんこさんを抱えたら、頭をゴンゴン顔に擦り付けてゴロゴロふみふみ大忙しで甘えてくる…。


え?
え?

と頭は事実をなかなか理解出来なくて、だけど涙だけが溢れてきて。

三年だよ?
三年も経っているのに?

と、ホントに久々に頭が完璧にこんがらがっちゃうぐらいにぐるぐる渦を巻く。


…棄てられた?

とか、いろんな考えが渦を巻く。

だけど身体の汚れは頑張って生きてきたことを示すかのように、白い部分は茶色く薄汚れてて。

肉球もすっかりガサガサで。


甘えてくるのをちょっと我慢してもらってお口を開けて見てみたら、歯の状態から想像出来るのは恐らく4~5歳ぐらいのにゃんこさん。

どこを触ってもなにをしても、とにかく甘えるのに必死になってて、爆音のゴロゴロ音が響き続けて。


車を乗っ取られた面白さもあって、あたしはパニックになりながらも泣き笑い。


キャリーなんかは積んでいなかったから、車の中で捕獲器の中にそおっと入ってもらったら、なんだー!出せー!甘えさせろー!と、延々鳴き続けてるにゃんこさん。

この間わずかに10分ちょっと。


自分でもあまりにびっくりしすぎて一瞬忘れていたけれど、ここは圏内…。

車をのんびり停めてる訳にはいかないぞ?とふっと気付いて慌てて車を走らせて。

圏内にいくつかある内緒の場所へひとまず向かって車を走らせながら、まるこに電話して状況を説明してみたら。

お!じゃあ名前はヒッチハイクのハイクだねwと言われ、まだ涙がちょっと滲んでいたけど思わず爆笑しちゃったり。


どうやって生きてきたの?

どこに、いたの?


猫と話が出来たなら、ホントにそれを聞いてみたい。

三年以上の時を孤独の中で過ごして来たはずのにゃんこさん。


まるこの言ったハイクくんには同意が出来なかったのでw、あたしが付けた仮の名前は拓くん。

開拓者の拓くん。

自分の運命を切り拓いてくれたから。


一時的に圏内に置いて給餌に回ろうかと思ったけれど、とにかく声が大きくてw、圏内の内緒の場所に辿り着くにも途中で止められるのが怖かったから、給餌にはまた改めてくることにして、その日は短時間で切り上げて。

そのまま病院にまっすぐ向かい、検査などを終わらせて。

病院の診察台の上でも先生たちも驚くほどにひたすらゴロゴロ言っていて。


頑張ったんだね。

頑張って生きてきたんだね。


お腹の中はたくさんのムシさん達がパレード状態w

2.9kgしかない痩せっぽち。

ほんの一瞬のすれ違いがあったら、出逢えなかったいのち。

だけどこんな一瞬で出逢えることも、まだあるんだね。


諦める訳にはいかない。

いのちが待っているのだから。


諦めない。

そこに待っているいのちがある限り。



拓くん。

あたしの人生で初めてのヒッチハイクをしてくれて、ホントにホントにありがとう。



拓くんは、すっかり今は甘えまくっていて、トイレの掃除をする時も、おやつやご飯タイムでも、ケージを開けるといそいそと肩に乗ってきます。

甘えっこすぎて距離が近すぎてw、全然写真が撮れませんw


だけど痩せっぽちだった身体には少しずつお肉がついて、お腹のムシさんも、悲しいほど大量に出してくれてw。


パサパサだった毛並みも、どんどん冬毛が抜け落ちて、少しずつふわふわに変わってきています。


余裕がある訳ではないシェルター事情。

だけどこんな子たちがまだまだ頑張って生きているのだから、出来ることの精一杯を頑張り続けたいと思います。


拓くん。

頑張ってくれてホントにありがとう。



福島避難地域 給餌フードご支援のお願い。
東京電力福島第一原発の爆発事故により、警戒区域と呼ばれていた半径20kmの円で囲まれた場所。

今は三つの区分に分けられ、そのうち居住制限地域と避難解除準備地域には立ち入りが可能になりましたが、人は住むことは出来ません。

一部の場所では線量は高いままです。




帰還困難地域の一部では、国有化の話が進められています。


また、その円で囲まれた場所では無いのに、放射線量が高く、全村避難を強いられている村、飯舘村。


人のいない、雪に覆われ、ご飯をもらうことも出来ない場所で必死に耐えて生きているどうぶつ達のいのちの細い糸を繋ぐために、給餌フードのご支援をお願い致します。



あたしは原発事故の被害地である20キロ圏内と呼ばれた場所をメインに。

まるこは浪江町の津島。

hibiさんやねーねーさんは飯舘村。


各自各所で絶対に必要な給餌用のキャットフードを、皆で分け合いながら使わせて頂いています。



あたしが一回圏内に給餌に行くと、Amazonの欲しいものリストに掲載している2.5kg入りのフードを、毎回「70~100袋前後」給餌しています。


まるこが津島を回る時は、30~40袋

ねーねーさんが飯舘村を回る時は、20~30袋のフードを使用します。

hibiさんは直接的な支援は受け取っていませんが、毎週二回、シェルターのごみ出しのお手伝いに来てくださった時に、ドライフードやウェット、わんにゃんのおやつなどは持っていってくれています。


最近はなんとか募集の呼びかけをせずにご支援の物資で賄えていましたが、先日のレスキューで現在のストックを使い果たしてしまいました。


いくらあっても困ることのない、頑張って生きている子たちにとってのとても大切な、本当に大切な命綱です。


いつもお願いばかりで本当に恐縮ですが、1袋からで結構です。


頑張って生きている子たちのいのちを繋ぐためのフードをご支援頂けますよう、心よりお願い申し上げます。


福猫舎レスキューのほしいものリスト






Amazonからではなくても勿論構いません。

楽天その他どんな形でも結構ですので、ご都合の良い方法でご支援頂ければと存じます。


Amazon以外からのご支援の場合は、こちらのページにて送り先などをご確認くださいませ。


リンクに飛べない場合…
〒963-0664
福島県郡山市あぶくま台2-154
福猫舎
電話 08082149685
(氏名が必要な場合は、山下宛でお願いします)

※配送時の日時指定などは不要です。
※物資の受け取り、仕分けを一人でやっておりますので、物資の到着確認のご連絡は恐れ入りますがご容赦くださいませ。
お送り頂く全ての物資に心より感謝をしつつ、保護っこのため、がんばって生きている子たちのために、大切に使わせて頂きます。



また、過日よりセブン&アイ ネットショッピングにて、福猫舎を応援して、くれているRAINBOW PROJECTさんのチャリティページが稼働しています。

ポストカードやサンキャッチャーなどのチャリティグッズも販売してくださっています。


専用ページはこちら→ココをクリック



また福猫舎への支援品として欲しい物リストのページもあり、こちらからもご支援物資を送って頂けます。

こちらから確認できます→ココをクリック



一粒一粒ががんばって生きている子たちのいのちを繋いでいきます。


応援頂く方に代わって、
ご支援頂く方に代わって、
頑張っている子たちにご飯をしっかり届けるために、どうかご支援を宜しくお願いします。




他にも福猫舎のシェルターで保護している保護っこのための欲しいものリストも随時更新しております。


まること二人、保護っこにゃんず110匹と、保護わんこやお預かりわんこ3頭を、丁寧にケアをしながら新しいおうちを探していくため、頑張っています。

保護っこたちに必要なものは、こちらに掲載しております。

福猫舎のほしいものリスト


ちっぽけな力しかありませんが、私たちに出来る精一杯のことを頑張っていくために、どうぞ応援頂けますよう、宜しくお願い致します。






生きる力を信じて。
今週二度目の飯舘村へ。

hibiさんだけではなく、今週はたくさんのボランティアたちが予定を変えての飯舘入り。

それでもまだまだ安否確認が出来ていない子たちはたくさんいて。



今日はまだ除雪が終わっていなくて誰も入れていなかった一番奥の蕨平だけを目指してまること二人、飯舘に向かう。

一昨日の圏内レスキューで使い果たした給餌フードだったけど、レスキューから帰宅したら、新たに届いてくれていたご支援の物資に感謝しながらせっせと車に積み込んで、これまたご支援頂いたスノーシューも積んで。


飯舘村へ向かうには、本来ならば約一時間半の道のり。

だけどスピードが出せる状態じゃないから、ほぼ二時間かけて飯舘村に入り、そこから蕨平に行くためには雪道の悪路だから更に一時間近くかかってしまう。


何日も除雪が進まず入ることの出来なかった蕨平。

ようやく辿り着いたけど、途中の道では雪の重みに耐えられず切れた電線が垂れ下がり、電柱は倒れ、そして何箇所もの倒木…。





人のいない場所、細い山道で、ここまで除雪してくれてるのか、そして倒木や電線の処理をしてくれたのか…と心から感謝しながら車をゆっくり走らせる。

普段、hibiさん以外に蕨平に給餌に来てるボランティアさんはほぼいないから、きっとhibiさんが一番心に引っかかっている筈で。

だけどここに来てしまうと、他の場所は時間的に回れなくなってしまう場所だから、こんな時しかフォローは出来ないけれど、なんとか辿り着けたことにホッとして。


一軒目は交差点の家。

懐っこいおかーさんにゃんこと、すっかり大きく育ってくれた仔猫軍が居着いているおうち。

餌場のボックスを覗こうとして、まずは除雪された雪の壁を乗り越えて。




目に入ってきたたくさんの足跡。




…生きててくれたー!
良かった…。とホッとしながらみんにゃさんへの美味しいおやつをセットしてたら、か細い声で鳴きながら、おかーさんにゃんこがやってきて。



たくさんたくさん待たせてごめん。
美味しいのたくさん置いていくから、ちびーず達としっかり食べるんだぞー。

少しだけ抱っこして、頭を撫でて。

ゴロゴロ喉を鳴らすおかーさん。
頑張ってくれてありがとね。

たくさんのウェットと、焼きささみに焼きかつおをセットしたらすぐにうまうま食べてるおかーさん。



美味しそうに食べてくれているのを眺めつつ、先を急ごうと車に戻ろうとしたけれど、仔猫軍が気になるから、裏の納屋を覗いてみたら、



三匹までは確認できた!

頑張って。
頑張って。
また、来るから。


後ろ髪を引かれつつ車に戻り、お次のおうちを目指してGO!


お次は黒いわんこの住むおうち。

わんこのおうちへ行くために車を停める場所を探したけど、どうにも停める場所がなく、やっと見つけた場所に停めて。

そこからてくてく10分歩き、多分ここが道の筈…という場所には、除雪で積み上げられた雪の壁。



二人でまたまたよじ登って乗り越えて、全てが真っ白に覆われた雪の上を、かんじきを持っててくてくと。



この写真の所で急な傾斜で二人して転がり、這って傾斜を乗り越えてw、かんじきを履いてなんとか坂を登り切り。


雪の上には、人の歩いた形跡があって、誰だろうねーなんて言ってたら、辿り着いたわんこのおうちは、犬小屋の周りも玄関前も雪かきがしてあって。

おとーさんが帰ってきてくれたんだね。
良かったね。

わんこさんはゆっくりと犬舎から出てきておやつをうまうま食べてくれて。



また来るからねー。


そしてお次はチビの家と呼ばれている、にゃんこがたくさんいるおうち。

これまた雪の壁を乗り越えて、誰の足跡もないアプローチへ足を踏み出す。

スノーシューも大活躍♪



和かんじきよりも埋まらないから、とっても歩きやすかったー。


てくてく歩いて辿り着いた給餌ボックスの元へ進もうとしたら、見事にズボッとはまりw



あわあわしてようやく抜け出しボックスを見てみたら、勿論空っぽ…。

ボックスと、二階の納屋にしっかりと給餌して、二階の藁の中にきっといてくれているにゃんこたちに、また来るからねと声をかけ。

車に戻ろうとして、スノーシューを履かずに歩いていたら、



今度はまるこがはまったw


この人生はなんなんだー!と二人で笑いながら車に戻ったけど、それもみんなの生きてる痕跡がしっかり残ってくれてるからで。

人のいない村。
凍りついた村。

電気も付かず、雪に閉ざされ、ご飯も無い中、必死で生きててくれている。

たまらなく嬉しいけれど、たまらなく辛い。

でも、どうぶつを擬人化して感情を捉えることはしたくないから、生きることしか考えてないどうぶつたちの強さに縋り、文明の利器が無ければ自然にはどう頑張っても太刀打ちできないニンゲンの非力を恨み、それでもやっぱり出来ることを細々とでもやるしかなくて。

真っ白に覆われた雪原に向かってうぉーーーー!って遠吠えしたくなる。


心の中には盛り沢山の感情がぐるぐると渦を巻く。

ちくしょー。
ばかやろー。
ごめんね。
どうしよう。
頑張らなきゃ。
ふざけるな。
泣きたい。
頑張って。
…。

ぐるぐると。
ぐるぐると。

途切れない感情に心がぐちゃぐちゃになる。

でも、やれることはほんのちっぽけなことしかないんだから、やれることの精一杯をやることしか出来ない。


まるこが持ってたカルピスウォーターを一口もらい、その甘さに救われて、気を取り直して次へと進む。


栗の脾のバス停にある給餌ボックス。

車を停めて降りてみたらば、誰かの足跡がボックスまで続いてる。

…嬉しい。
こんなにも過酷な状況の中、誰かが気にかけてくれている…。

ちいさないのちを思いやってくれた人がいるだけで、こんなにも心が嬉しさで満タンになるんだな。


ボックスを覗いてみたら、少しだけフードが残ってて。

ドライフードを満タンにして、どこにいるやら分からないにゃんずのために、
ご飯だぞー!
しっかり食べるんだぞー!
と、声を張り上げて。


あと二箇所。
…汗だくw

でも、風は目一杯冷たいけれど、心がポカポカしてるから、寒さなんて気にならない!


さくさく行くぞ!と自分に喝を入れ、一番行きたかったけど、一番行きたくなかったおうちへと向かって車を進める。


待っている筈なのは白ラブさん。

とってもとっても良いわんこ。

前に何度か行った時、ご飯を食べるよりも甘えたくって撫でられたくって、立ち去るのがとっても辛かった。

だから今回も行くのがとっても辛くって。

おうちの下の道に車を停めて、準備をしてから、またまた雪の壁を乗り越えて。

スノーシューを履いて歩き始めて、来たぞー!と声をかけたらば、うぉん!うぉん!と大きな声が帰ってきてくれた…。

涙が溢れる。

今行くからねー!と必死に歩き、姿がやっと見えてきて。



更に足を急いで進め、わんこのもとへ辿り着いた。

尻尾をびゅんびゅん振り回し、頭をガツガツぶつけてくる。

ありがとう。
生きててくれて、ありがとう。
待たせてごめんね。

なんてまるこに聞こえないように声をかけ、こっそり涙を堪えていたら、しっかり写真を撮られてたw




帰り道でこの写真を見せられて、なんだよー!とか言いながら、また泣きそうになったのは内緒だよw

すぐさまわんこにウェットをあげて、まるこはドライフードを準備して。

納屋から垂れ下がる大きな氷柱を落とすのに、まるこにわんこを頼んで遊んでてもらったりしつつ、すっかり埋れた犬小屋を、ガチガチに凍った雪をかいて掘り出して。



もっともっと抱きしめていたいけど、まだ次のおうちに行かなくちゃならないから、ここにいる筈のにゃんこのフードも別の場所にセットして。

後ろ髪を束で引かれながら、また来るから!絶対来るから!と声をかけながら車へと戻る。

まるこが一緒じゃなかったら、間違いなく号泣してただろうな…。


車に戻る時に振り返ると、ずうっとこちらを見ているその透明な眼差しが、とってもとっても辛かった。

まるで何かを悟っているような、その透明な眼差しがとってもとっても苦しかった。


だけど生きることしかきっと考えていない彼らのことを憐れむことはしたくないから、あたしに出来ることはひとつだけ。

また、来るから。


そうして蕨平の最後のポイント、イチローの家と呼ばれてるおうちを目指して車を走らせて。

だけどおうちに辿り着く直前で、除雪の管理をしてる役場の方や業者の方が立っていて。

この先に行きたいんだけど…とお願いしてみたけれど、皆さん揃って渋い顔…。

今日で終わらせたいから…と言われてしまい、邪魔する訳にはいかないから、頭を下げてあきらめて。


車に戻って深呼吸。


ここまでで要した時間は4時間。

4時間でたったの5軒しか回れない。

自然という脅威の前に、打ちのめされる。

だけどそれ以上に、ちいさないのちの生きる力に圧倒される。



信じよう。

生きる力を信じよう。



ちっぽけなあたしに出来ることなんかたかがしれているけれど、今しか出来ないことをするために、明日もまた、飯舘村へ行ってきます。



待っててね。














ひとつだけの願い。
今日は風は冷たいけど日差しは穏やかな一日。

週の半ばに雪の予報が出ていたのが無くなった時は嬉しかった…。

一昨日は飯舘へまること給餌に。
今日は圏内へレスキューへ。
明後日はまた飯舘村へ。

体力はギリギリなのかもしれないけれど、圏内も飯舘も、この雪の影響で給餌が追いついていないから、限界が来る前になんとかできることを精一杯やらなくちゃ。


飯舘村ではhibiさんとnatsumintさんと組んで、除雪されていない道なき道を、かんじき履いて4時間の雪中行軍…。

給餌ポイントのおうちが見えてくるまで、自分がどこにいるのかも分からなくなるほど、真っ白な世界を、ただ黙々と歩いて歩いて。




心の中にある、どうしようという不安な気持ちを振り払い、生きていてという強い願いだけに縋って、足りない体力を気力で誤魔化しながら、ただ黙々と歩いてた。



辿り着いたおうちでにゃんこやわんこの姿を見つける度に、心が切り刻まれるような痛みと、涙で視界が曇りそうな喜びに包まれる。




別な給餌ポイントでは、雪の重みに潰れた納屋。



近づくと、納屋の中にはにゃんこの姿…。



心がぎゅうっと締め付けられる。

…生きててくれて、ありがとう。

撫でてあげたい。
連れ出してあげたい。
…叶わぬ願い。

あまりにも広い給餌エリア、先を急がなければいのちが繋げない…。


雪中行軍を終えてから、hibiさんたちと分かれて車の入れない給餌ポイントへ向かって車を走らせて。



まること二人、フードを抱えて歩いて給餌ポイントへ向かうと、逃げていくキジトラさん。



納屋も家も半分以上が雪に覆われ、もはやどこを歩けば安全なのかも分からないから、恐る恐る一歩一歩を踏み出して。

給餌ボックスは勿論空っぽ…。



しっかりたっぷり補充して、車に戻ろうと向かったら、



…はまったw


できることならばずっと給餌を続けたいけれど、守らなければならないいのちも待っているから、連日の活動はとてもじゃないから出来なくて。

だけど嘆いてだけいる訳にはいかないから、とにかくできる限りのことを頑張るしか、ない。



二週続いた大雪の影響で、圏内レスキューのボランティアたちも足止めを喰ってしまったから、どこのポイントもフードは空っぽ。

なんとか少しでも補えるよう、筋肉痛と疲労の溜まった重たい身体に動けと必死に命令しながら、ほぼ全部のポイントを周りきり、頂戴していた給餌フードのストックを、全て置いてくることが出来ました。

今日持っていったフードは280kg。

最後のポイントにフードを置いた時、残っていたのはたったの1袋。

保護したい子がいる場所にかけた捕獲器は、ネズミさんとたぬきさん。
他は空っぽのまま。

だけど給餌途中でフードを置いたおうちの前を帰りがけに通った時に、フードを目指して駆け寄ってきていた猫さんがいて。

尻尾が短くて先っぽが少し丸くなってる小柄な黒猫さん。

車を停めてバックミラーを見ながら必死にスマホを操作して、去年の夏前に近くのポイントで保護したけれど、授乳中でリリースした黒猫さんの写真を探す。

リリースした瞬間のダッシュしている写真を見つけ、生きててくれた!と安堵して。

物陰に隠れて捕獲器を準備して、戻ってかけて急いで離れて、残りのポイントに給餌して。

出なきゃならないギリギリの時間まで粘って捕獲器を確認しに戻ったら、



入ってくれた!


余裕があるとはとても言えないシェルター事情。

だけど、圏内の子たちには、もう残された時間は少なくなっているから、なんとか無理ができる内は無理をし続けるしかない。

リリースした子をまた保護できるなんてことは、もう滅多に無いことだから、諦めないで給餌を続けて良かった…と心の底からホッとして。

数えきれないほどの心残りを置き去りにしてる圏内で、たった一つだけかもしれないけれど、心残りが消えたことを喜ぼう。


一人一人のちいさな力で繋ぎ続けてきたいのち。

ひとつでも喪われることのないように、繋ぎ続けていけるように、守らなきゃならないいのちを守りながら、あたしに出来る精一杯をがんばろう。


生きていて。

待っていて。

お願いだから。

必ず、行くから。



待っていて。

ただそれだけを、願うよ。



プロフィール

犬班A。

Author:犬班A。
諦めの悪い40代。
絶対に、命を、諦めない。
例え蜘蛛の糸しか繋がっていなくても。

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