2017/06
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六年目が始まった。
一年ぶりに書く個人ブログだけど、去年の今日書いたブログの内容と書きたいことがなにひとつ変わっていないことが、ただひたすらに悲しく、そして虚しくて苦しい。


新聞やテレビなんかでは、あの日から五年目を迎える今日を、節目という言葉で現すことが多かったように思えた。


復興の光。

新たな明日へ。

そんな言葉も並んでた。


あの日から時を刻まぬ場所があるのに。


止まった時が動かないまま、ただ月日だけが過ぎている場所が確かにあるのに。





そこへ目を向けるヒトはほんのごく僅かな人たちで。



今もなお、東京電力福島第一原子力発電所では、危険と隣り合わせの中で七千人ものヒトが毎日の作業を繰り返す。



今もなお、薄っぺらい壁に囲まれた狭い仮設住宅で、拠り所のないままに、二万人近くものヒトが暮らしてる。



今もなお、エライヒトたちには見向きもされぬまま、耐え忍びながら生き延び生き抜く数えきれぬいのちがある。



勿論ヒトのことが最優先なことは充分すぎる程分かってる。


けれど震災から一年が経ち、二年が経ち、三年経っても四年経っても、そして五年が経つ今ですら、復興などという言葉は現実味の無いままで。


莫大なお金という魔物が復興や除染という御旗のもとに垂れ流され、必要なヒトの元には届かないままに消えてゆく。


人間に太刀打ちなど出来ない怪物だと分かっている原子力発電所を、誰のためだか分からないまま再稼働するこの国は、一体どこへ向かおうというのだろう。



あたしには、分からない。



分かってるのは、もの言えぬちいさないのちが今日を生き抜き、生き延びるためだけに、毎日を過ごしていること。


ならばあたしは、これまでと変わらずそのちいさないのちを守るためにここに居続ける。


大したことなど出来ないけれど、

ほんの少しのことしか出来ないけれど、

やれることがひとつでもあるならば、

そんなあたしを応援してくれるヒトがいる限り、


時を刻まぬこの町で、確かに刻まれているいのちの鼓動を、ひとつでも守っていこう。





六年目が始まった。



あの日から喪われたすべてのいのちのために




合掌
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犬班A。

Author:犬班A。
諦めの悪い40代。
絶対に、命を、諦めない。
例え蜘蛛の糸しか繋がっていなくても。

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