2017/04
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リベンジならず…。
今週も、先週に引き続き圏内へとレスキューに。

お休みしてた間の体力不足に対する不安は、先週行ってみて結構大丈夫そうだったし、いつもは寝る時間に起きなきゃならない変則スケジュールだけど今回もしっかり起きられて。

今回は、いつものMさんから何日か前に、先週見かけたシャムミックスさんを絶対連れ出したい、と相談電話があったから、保護しても連れ帰ることが出来ないのがひとつの不安ではあったけど、捕獲器の設置も協力しながら動くことになっていて。

久しぶりに多めの台数の捕獲器を積んでレスキューに向かうことに少しドキドキしたり落ち込んだりと、昨日のレスキュー準備の間は感情が忙しく動き回ってクタクタだったw

Mさんもあたしも震災後の初期の頃からずうっと通い続けてナビ無しで走り回れるようになってしまった圏内で、お互い給餌ポイントは別々だったけど、結構お互いのポイントが近くにあることも知っていたから、福猫舎をはじめてからはたまに情報交換をしたりして。

特に野生動物の被害が増えてからは、飯舘に設置した給餌台の改良版をMさんのポイントに設置したりして、とにかくいのちを守り、繋ぐことに、お互い協力しあってきた。

だから今回Mさんが捕獲器を置きたい場所も知っている所や、あたし自身もその辺りで保護したことのある場所も多くって。

もう、今は夜に捕獲器をかけても、まずは野生動物にやられちゃうから、捕獲器のは置き場所も慎重に慎重を重ねて、悩んで悩んで場所を決め。

朝一番でまずは捕獲器のセットに走り回り、その後はひたすら給餌、給餌、給餌…。

今日はとっても暖かくって、猫たちにとっては絶好のお昼寝日和…こりゃ駄目かな…と思いながらも、晴れてるからこそ食べに来る子もいる筈だし…と期待と不安を交互に抱きながら、走って止まって車を降りて、周りを見回し小走りでフードを置いてダッシュして…という、本当に傍から見たら怪しいことこの上ない感じで延々とそれを繰り返し。


中間貯蔵施設が建設されることになるであろう、原発付近のポイントも、セイタカアワダチソウとススキに占拠されて、車を進めるのも大変で。




道は大きく崩れた箇所は補修も終わってはいるけれど、家は崩れたまま、そして崩れてなかった家々も、この年月でどんどん朽ちていっている…。

そこで普通に、ただ普通に暮らしていただけなのに。

戻れない。
帰れない。
ただ朽ちていく。

とても綺麗な紅葉も、真っ黄色に色づく銀杏並木も、誰も見る人のないまま、枯れてゆく。

たわわに実った柿も、誰にも食べられること無く熟して落ちて。



走り回れば回るほど、心が悲しみに支配されてゆく…。


…しんどいな。


心が暗闇に飲み込まれそうになるのも苦しいけれど、それとは全く違う意味で、この時期に一番辛いのがひっつきむしw

どこのおうちもどの場所も、草木に覆われてしまってるから、藪漕ぎをしてると大変なコトになる…



ほらねw

普段は全く着ない防護服がとっても活躍してくれます…。

なんかこんなことでも書いてないと暗くなりすぎちゃう…駄目ですね…。

とまぁ、あたしの気持ちの重さはさておき、ひたすら給餌をし続けて、今日も持っていった250kgのフードが途中で足りなくなってしまって、圏内のストック場所から少し補充をしたりして、ようやくほとんどのポイントを回り終え。

さて、と気を取り直して今度は捕獲器の回収に。

その時あたしが双葉町に居たから、Mさんと連絡を取り合い、双葉町に置いた捕獲器を確認に。

シャムミックスさんの所の捕獲器は全部空っぽ…。

別な場所へと向かう前に、出るまでにはもう少しだけ時間があったから、やっぱりギリギリまで待とうと決めて、残りのポイントに給餌してたらMさんからの着信があって。

出てみたらつい今さっき確認した捕獲器の近所にある給餌ポイントの、今しがたあたしが置いたフードの袋にシャムミックスさんが食いついてたよという電話…。

もう、溜息しか出ない…。


でもまぁ落ち込んでるより、フードをしっかり食べてくれてることを喜ぶしかないよなぁ…と独りごち。

溜息混じりに全部の給餌ポイントを回り終え、全部の捕獲器をダッシュで確認に向かって。

何箇所目かのMさんの置いた捕獲器を確認しに行ったらば、小振りな黒い猫さんが入っていてくれました。




入ってくれて、ありがとう。
頑張って生きててくれて、ありがとう。

嬉しい気持ちをグッと飲み込み、ダッシュして車に捕獲器を積んで走り去る。

すぐさまMさんに電話を入れて、二人でやったー!と喜んで。

お互い全ての捕獲器を回収したけど、今日保護出来たのはこの子だけ。


クタクタでヘトヘトでボロボロになるこの活動。

ちっぽけなことしか出来ない自分にも、ちいさないのちに目を向けてくれない大きなチカラにも、本当にいつも苛立ちばかりが募る。

だけど、せめてひとつのいのちだけでも連れ出せることを喜んで。

そして、そんなちいさなあたし達を見守り、応援して下さり続ける方達に感謝して。


来週こそはシャムミックスさんを保護したいね。とMさんに黒猫さんを渡しつつまたリベンジを誓って別れ。

この子を保護したのは、うちの保護っこ、直くんや真くん、ローリエくんなど、何匹も保護しているポイントで。

しっかりと守り続けてきている給餌ポイントだから、絶対にまだここに来てくれてる子はいる筈で。


他にもあたしが会っている、鳴き真似で振り返ってくれる子や、夏前はまだ小さかったあの子やその子。

コツコツとしか出来ないけれど、まだまだたくさん生きててくれているちいさないのちを、ひとつずつかもしれないけれど、とにかく諦めずに連れ出すことだけ考えて、来週もまたあの場所へと向かう。


諦めない。

あたしにはとにかくそれしか出来ないんだから。

諦めたり、するもんか。





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プロフィール

犬班A。

Author:犬班A。
諦めの悪い40代。
絶対に、命を、諦めない。
例え蜘蛛の糸しか繋がっていなくても。

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