2017/07
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久々の圏内。
今日は、ほぼ三ヶ月ぶりになるレスキューで圏内へ。

昨日はまるこにご支援物資を仕分けしたのを渡したりしつつ、久しぶりのレスキュー準備。

新しいレスキュー車のレインボー号に、初めて給餌フードを積み込む前に、念には念を…とひたすら消毒を繰り返し、気が済んでから暗い中ヘッドライトで照らしながら山盛りのフードを積み込んで。

何故か微妙に緊張してて、仮眠するつもりがうまく寝付けず、予定よりも短い仮眠になってしまったけれど、それでもしっかり起き上がり、みんにゃさんのお世話をサクサク終わらせ、車に乗り込む前にレスキュー用の靴に履き替え、再度自分を消毒してからハンドルを握った。


よーし。行こう。
と、前のレスキュー車からお引越ししてフロントに鎮座している豆猫地蔵を撫でてから、圏内へと車を走らせて。




とても快適な走りで、少し雨がぱらつく中、高速を走っていたら、友人のレスキューボランティアMさんから電話が鳴って。


圏内は、9月の半ばに国道6号線が通行証不要の自由通行になってから、まだそれまでとは違う苦労や苦難が待ち受けてるから、Mさんからはレスキューに行けなかった間も状況を教えてもらったりしていて。

今週はレスキュー行くよと伝えていたから、また途中で会えるかな?なんて思いながら電話を取ったら、真剣な声でちょっとだけ驚きつつも、頼まれごとの電話だったから、勿論二つ返事で引き受けて。

頼まれごとの中身は、捕獲器の確認。

どんどん減り続けていく圏内のレスキューボランティア。

その中で、Mさんも苦しい中でも踏ん張り続けてくれている一人。

細い身体にどれほどの熱を持っているのだろう…といつも思いながらいるけれど、あたしの半分位しかない華奢な身体で、調子が悪い保護っこを抱えながらも、毎週東京から往復し、このところ立て続けに保護して帰ってくれている。

そんなヒトからの頼まれごとを断る理由はないから。

パルボ渦の後だから、勿論不安が無い訳では無いけれど、着ているものもしっかり消毒してから洗っているし、レスキュー車もきっちり消毒してるから、あたしが保護して連れ帰るコトが出来るのは早くても年明けからだと思っているけど、確認だけなら問題無し。と判断をして。

圏内に入り、本当ならば稲刈りが終わって綺麗に刈り揃えられている筈の田んぼに、セイタカアワダチソウの黄金色だけが風になびいている悲しい風景を眺めながら車を走らせ、捕獲器の場所へと向かう。





そのポイントは、Mさんと一緒にうちの保護っこゆらちゃんを保護した場所

Mさんが守り続けたその給餌ポイントは、ゆらちゃんを保護した後にあたしも手伝って野生動物に取られぬように苦心して作ったポイント。

最近Mさんもそこで保護してくれたりしてるのを聞いていたから、期待と不安がごちゃ混ぜな気分で先を急いで。

到着して車を降りて、捕獲器の場所へと向かったら、猫の唸り声が聞こえてきて。

わ!とはやる心を抑えてそおっと覗きこんだらば、



怖かったね。
だけど入ってくれてありがとう。

こんな場所には居ちゃいけない。
今日、ここから出ていこう。

と、ちょっとだけ泣きながらMさんに電話したけど、他の場所にも捕獲器をかけて回ってるから出てくれず。

少し待っていたら折り返しがかかってきて、二人で保護を喜んで。


今、圏内のレスキューは本当にいろんなこととの戦いで。

時間に追われ、
警備に追われ、
バリケードに阻まれ、
いろんな神経をピリピリさせながら捕獲と給餌をしてるから、少しでもMさんの手助けが出来て良かったー。と胸を撫でおろしながら給餌に回って。


見えない怪物にどんどん飲み込まれていく場所。



あの日からなにも変わらない場所。



無かったことにさせられていく場所。




…苦しみだけが支配する場所。


だけど今日は気合を入れて240kgちょっとのフードを積んで、全てのポイントを絶対回りきるつもりで来たから、どんどん増え続けるバリケードや検問にイライラしながらも、ダッシュしてフードを置きつつ、この三ヶ月来れなかったことを心で詫びて。

出逢ったけど保護出来ていない子たちの姿を思い浮かべながら、とにかく全部のポイントを回って。

だけど気合と勢いが良すぎたようで、思いのほかスムーズに給餌が進み、それなら…と思って、別の友人ボランティアが今パルボで苦しんでるので、彼女のポイントも回ろうと思って電話を入れたけど出なくって。

いくつかのポイントは知っていたから給餌をしながら、他にも知らないかな、と思ってMさんに電話を入れた。


そうしたら思いのほか近くに居たらしく、知ってるポイントに案内してもらう為に今から向かうポイントで待ち合わせをして。

わ!久しぶり~!となんだかとっても嬉しい気分で顔を合わせて、その場所の給餌を終えて、少し回りをうろつきながら話していたら、シャムミックスの猫が走っていく後ろ姿…。

あ!

と二人で声をあげ、捕獲器どこ?と聞いたら結構近くにかけていたから、手分けして回収をしてもう一度ここに戻ろうと瞬時に決めて。

じゃ!と別れて二人でダッシュして、聞いた場所に捕獲器を取りに行き、大急ぎでセットしてその場を離れ。

出なきゃならないギリギリの時間にもう一度ここに集合しようと決めて、お互い残りの給餌を終えて。


先にあたしが到着し、ドキドキしながらMさんを待ち、二人で無言で捕獲器の場所へと向かう。


数歩進んで捕獲器が見えそうなところで足を止めたら、またもやシャムミックスさんが立ち去る姿…。


…タイムアップ。


来週もまた頑張ろうねと少し冷めた笑顔でMさんと別れた。



まだ、生きている。

たくさんのいのちが、精一杯生きている。


悩んでも悩んでも、どれほど悩んでも、今の状況は変わることはない。


やれることしか出来ないし、やれることがほんのちっぽけなことなのが辛くて苦しくて堪らないけど、それでもやるしかないのだから、しっかりと足を踏みしめて、歯を食い縛りながら頑張らなくちゃ。


待っていて。
生きていて。
頑張るから。

絶対に諦めたりしないから。

生きていて。








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犬班A。

Author:犬班A。
諦めの悪い40代。
絶対に、命を、諦めない。
例え蜘蛛の糸しか繋がっていなくても。

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