2017/04
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明日に向かって。
先月から全くレスキュー記事を書けていなかった。

だけど日々のみんにゃさんのお世話をしっかりとやりつつ、治療や介助をしっかりとやりつつ、ほぼ毎週給餌とレスキューには行っていた。


無理をしているのかもしれない。

無茶をしているのかもしれない。


だけど、シェルターにいる子たちを見ていると、頑張って生きている子たちのことを、尚更に強く思ってしまうから、どうしても身体は圏内へと向かってしまう。


先週のレスキューの時、友人のボランティアMさんと途中で合流して、回りにくいポイントを一緒に回っていた。


前を走るMさんの車が止まり、車から降りて車の前へと進んでいったMさんが、困り顔であたしの方を振り向いたから、車を降りてMさんのところへ行ってみたら、そこにいたのは痩せたおかーさんにゃんこと四匹の仔猫さん。


人慣れしているおかーさんにゃんこは、痩せた身体でご飯ちょーだいと寄ってくる。


仔猫たちは多少ビビりながらも、あたしらに近づくおかーさんの周りをウロウロしてて。


双葉町の片隅。


国有化という話が出てきてしまった今、もし国有化になったら閉ざされて絶対に入れなくなってしまう場所。


連れ出そう。

と、二人で頑張って保護しようとしたけれど、おかーさんは抱っこで捕まるのに、仔猫たちはニンゲンを知らないから勿論なかなか捕まらず。


給餌にも回らなきゃやらないから、ケージに入れたおかーさんをそこに残して周りに捕獲器をかけて。

Mさんとはそこで別れてお互いにポイントを回って。


でも結局仔猫二匹までは保護したけれど、残りの二匹は保護出来ず。

まだ小さい仔猫たちを残しておかーさんを連れ出すことは出来なくて。



絶対に来週もここにいるんだよ。

どこかに行っちゃダメだからね。


と、言い聞かせながらおかーさんを抱っこして、散々おやつやウェットフードを食べさせてから、半ベソをかきながら仔猫と一緒にリリース…。


他にもクリちゃんのおうちや、以前ににゃんこを見てる場所にも捕獲器をかけたけれど、最近は短時間ではなかなか猫は入ってくれなくて。

捕獲器に入っているのは、ねずみさんや、疥癬でボロボロのたぬきさん、あとは元気なあらいぐま…。


冬が来ちゃう。

どうしたらいい?

と心は焦りまくるけど、出来ることは毎週通い続けることだけ。

そんなことしか出来ない。


週明けからMさんと連絡を取り合って、捕獲器ではない手段も含めて持って行くものなんかを決めて。


今日、朝一番で他にかけたい場所に捕獲器を置いたり、置きにくい場所にフードを置いてからにゃんこさんのところで待ち合わせ。


…いた。

良かった…。


持って行った大きめのケージにご飯を入れて。

出たり入ったりしながら、少しずつ警戒心を解いてくれるのを待ったけど、全員はどうしても入ってくれず…。

仔猫たちはひとまず二匹は保護できて。


残りの二匹は姿を見せたり隠れたり。


仕方ないからおかーさんを抱っこして捕まえて、またケージに入ってもらってから、周りに捕獲器を置いて一旦給餌に戻って。


ダッシュで給餌ポイントを走り回りながら、少し余裕のある時間に戻ってみたら、三匹目の仔猫が捕獲器の中で困ったようにウロウロしてて。

四匹目の仔猫は、更に困ったように捕獲器の周りをウロウロと…。


そぉっと近づき三匹目の子を車に乗せて、捕獲器の角度を変えて少し離れた場所で待ってみたら、小さくカシャン!と捕獲器の蓋が閉まった音がして。

ドキドキしながら見に行ってみたら、
入ってるー!


やったぁーーーー!

親子揃って出られるよ!


すぐにMさんに電話して、全員保護できたよー!と喜びいさんで伝えたら、電話の向こうからも大はしゃぎの声が返ってきて。


ひとまず全員車に乗せて、残りの給餌ポイントを必死に回り、最後のおうちでみんな一緒のケージに入れ替えて。


ビャービャー!と騒いでた仔猫たちは、おかーさんと一緒になったら、後ろの座席から聞こえてくるのは、おっぱい吸ってるチュパチュパする音と、ゴロゴロゴロゴロ喉を鳴らす音だけで。






…良かった。

みんな一緒で本当に良かった。


今週もまた駄目だったらどうしよう、とホントに不安だったから。

またリリースするのは嫌で嫌で仕方なかったから。


みんな一緒に、ここから出よう。


にゃんこたちは、Mさんが受け入れ先を考えてきてくれたので、帰り間際に受け渡しして。


ふぅーーっと大きく、息を、吐いた。


久々に嬉しい気持ちで帰ることの出来るレスキュー。


警戒区域が解除になった町だけじゃなく、人の入れない場所でも除染が始まっていたりして、町のそこここに黒い袋が置かれていて。




だけどそこに、人は、いない。



今、この国はどこへ向かっているんだろう。

今、この国は福島のことをどうしようと思っているんだろう。

迷走とか、混沌とかって言葉があまりにも似合うこの日本という国。政治。


福島は、あの日から、なにも変わっていないのに。

なにも始まってもいないのに。


嬉しい気持ちと裏腹に、そんなことを考えながら夕陽に向かって帰りの車を走らせて。




だけどあたしに出来ることは一つのいのちを救うことや、一つでも多くのいのちを繋ぐことだけなのだから、出来ることをコツコツと。

ただコツコツとやり続けよう。


また、来るから。

絶対に、諦めないから。


ちいさな希望を持ち続けながら、明日に向かって頑張るから。



【福猫舎へのご支援のお願い】

たくさんの嬉しいご支援を頂戴しておりますが、毎日大量に使用する保護っこや仔猫たちのフードやトイレの砂、また、頑張って生きている子たちのための給餌用のフードなど、お願いするばかりで本当に申し訳ありませんが、どうかご支援を宜しくお願い致します。



福島の被災犬猫のために開設したハウス型シェルター『福猫舎』では、ご支援を求めています。

本日現在の保護っこの数は、あぶくまシェルターとまるこシェルター、合わせて107匹。

また、人のいない避難地域で必死に生きている小さないのちのため、どうか応援を宜しくお願い致します。

シェルターで必要なフードや物資、維持やレスキュー、医療などにかかる資金、そして、なによりもいのちを繋ぐための給餌フードを、少しだけでも結構ですので、どうかご支援をお願い申し上げます。


大変恐縮ですが、以下のページにご支援についてのお願い事項をまとめさせて頂きました。

こちら


ちっぽけな力かもしれませんが、私たちに出来得る精一杯のことを、終わらなければならなくなるまで頑張りたいと思っていますので、どうぞ宜しくお願い致します。
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ご活動ありがとうございますm(__)m
猫福舎の皆さま、今までご活躍を存じ上げず、申し訳ない気持ちでいっぱいです

また、大変なご苦労を続けられてきたこと、心から尊敬致しますm(__)m

昨今、お外で暮らすネコちゃん達に良い話は聞かず、辛いニュースに胸を痛める日々でしたが、今回は良い知らせをありがとうございます!!

今や子育て中のネコさんのお話なぞ中々ブログですら見ることが出来ない中、全頭レスキューおめでとうございます!!

うちに使わず置いてあるクオカードなどありますので、是非送らせて下さい

支援物資も僅かながら送らせて頂きます

全てのコ達に幸せが訪れますように…

プロフィール

犬班A。

Author:犬班A。
諦めの悪い40代。
絶対に、命を、諦めない。
例え蜘蛛の糸しか繋がっていなくても。

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