2017/10
≪09  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31   11≫
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
5月18日の警戒区域。
3月末から浪江町の津島のレスキューに集中してしまったので、すっかり時間が空いてしまった警戒区域のレスキュー。


その警戒区域も再編が進み、双葉町も今月の28日で警戒区域ではなくなる。

警戒区域ではなくなるとは言っても、双葉町は町の96%が帰還困難区域になるから、むしろ今までよりも動きにくくなってしまうだろう。


そうなる前に少しでもいのちを救いたくて、でも、多くを保護できるゆとりはシェルターにはなくて。

悩んだ挙句、あたしは4台、同行の友人は2台の捕獲器を置いて。

捕獲器を回収するまでの時間は、出来得る限り給餌して回って。


でも、比較的穏やかな暖かさだった筈の今日、目の前に出てきてくれた猫は一匹だけ。

出会った時は、もう手持ちの捕獲器は全て置いた後で、溜息をつきながらフードを置くことしか出来ずに、哀しみがこみ上げる。

やっぱり捕獲器をもっと持ってくれば良かった…と思ったところで後の祭り。

ふぅ。


そして、時間ギリギリに捕獲器の回収に回って。

あたしがかけた捕獲器は、全て空っぽ。

絶対的な時間が足りない…。

仕方ないけど、
仕方ないんだけど、
悔しいし、哀しい。

一緒に行こうよ。
目の前には誰もいないけど、ついつい口に出てしまう。


そして友人の捕獲器を回収に向かって。

保護できたのは、クッキリとした八割れの黒白にゃんこ。



はじめまして。
怖かったよね。ごめん。
でも、もう大丈夫。
一緒に行こう。


まだまだ生きていると分かっていても、本当に絶対的な時間が足りず、そこここにあるバリケードのせいで動きは制限されて、思うように行動することすら出来ない。

生きているのが分かっているのに。
人間しか助けてあげられないのに。

あの日から二年以上が過ぎ、人がいないままの場所で必死に生きているどうぶつたち。

道を走っていると、地震でひび割れた道路の亀裂からは雑草がぐいぐいと顔を出し、道の横の木々は道路を覆い隠そうとするほどに生い茂り。




時を刻まない町。



全ては止まったまま。



一時帰宅で帰った時に貼ったのかな。

こんなものを見かけた。



…哀しいね。


楢葉町でも富岡町でも、除染された土が入った黒い袋がうず高く積まれていた。

数えきれない黒い袋が累々と積み上げられている。


いったいこの国は何を考えているの?

本当に安全に出来ると思っているの?

本当に安心して帰ることが出来ると思っているの?

そんな訳ないじゃない。

そんな筈、ないじゃない。


無かったことにしたいの?

そうとしか、私には思えない。



いのちは待ってくれないのに。

それが分かっているくせに、なんの力も無い自分を呪いたくなる。


でも、諦めないから。

それしか出来なくて、ごめん。



【福猫舎へのご支援のお願い】

毎日たくさん使用する保護っこ用のフードやトイレの砂、給餌用のフードが少なくなってきてしまいました。ご支援頂けると幸いです。


まだまだ完全に整わず、やること満載ではありますが、福島の被災犬猫のために開設したハウス型シェルター『福猫舎』では、ご支援を求めています。

人のいない警戒区域や避難地域で必死に生きている小さないのちのため、どうか応援を宜しくお願い致します。

シェルターで必要なフードや物資、維持やレスキュー、医療などにかかる資金、そして、なによりもいのちを繋ぐためのフードを、少しだけでも結構ですので、どうかご支援をお願い申し上げます。


大変恐縮ですが、以下のページにご支援についてのお願い事項をまとめさせて頂きました。

こちら


ちっぽけな力かもしれませんが、私たちに出来得る精一杯のことを、終わらなければならなくなるまで頑張りたいと思っていますので、どうぞ宜しくお願い致します。
スポンサーサイト
Secret
(非公開コメント受付中)

プロフィール

犬班A。

Author:犬班A。
諦めの悪い40代。
絶対に、命を、諦めない。
例え蜘蛛の糸しか繋がっていなくても。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。