2014/07
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雲に、乗って。風に、乗って。
とんでもなく長い間放置した個人ブログ…再開の記事がまたお別れブログになってしまった…。


春からずっとアップダウンを繰り返していた風雅くん、26日の夜、27日に日付が変わるちょっと前にお空へ向かって走っていきました。




福猫舎のあぶくまシェルターにある、白血病の子たちのお部屋、キャリアっこ部屋で過ごすみんにゃさんの兄貴として、ずっとあたしを助けてくれていた風雅くん。

保護されたのは昨年の5月25日。



あの頃、まだシェルターを持たなかった311レスキューのおやじさん達が浪江町の期間困難区域で保護した子だった。

保護場所にゆとりのなかったおやじさんからのSOSを受けて、即座に受け入れ、検査をしてみたら白血病と猫エイズのダブルキャリアだったから、ちょうど出来上がったばかりのキャリアっこ部屋に入居してもらって。


最初はただフリーズするだけで、あまり感情を露わにせず、撫でても抱っこしてもご飯の時も表情をあまり変えず、どう対処したものか悩んでいたけど、数日したら表情がみるみる変わっていった。

撫でるとゴロゴロと喉を小さく鳴らし、抱き上げると頭をコツンとぶつけてきて。

なんだよー。
甘えっこだったならそう言ってよー。
と、良く笑って言っていた。


まだその頃のキャリアっこ部屋はトコトコちゃん、ピッピちゃん、エリカちゃん、ライトくんの4にゃんだけで。

その後、光くん、響くん、奏くんが入居して。


響くんと奏くんが入居した頃から、風雅くんはフリーで過ごすようになっていき、トイレの掃除の時に誰かのケージを開けるとふらっとケージに入っていって、中に居る子を舐めてあげて。


響くんが弱っていく中で、風雅くんは気がつくと響くんに寄り添って、グルーミングをしてあげて、




光くんが弱ってきた時も、光くんのことを守るように傍にいて、いっつもグルーミングしてくれて。




ピッピちゃんも思う存分甘えさせてもらったり、




サンくんも風雅くんのことが大好きで、



いっつもピッタリくっついて。


入居したばかりの蘭丸くんは、風雅くんの傍にいたくて、いっつも後をくっついて。






ブログを書こうとカメラロールを見ていると、誰かとくっついている風雅くんの写真ばっかりで、涙がボロボロ溢れてくる…。


誰かが喧嘩しそうになると、とことこと歩いていって、諌めるような顔をして立ち止まり、それだけでその場が収まってしまう。

そんな存在だった。


今年の3月に、縁じーちゃんとサンくんを見送った後、ガクンと一気に調子を崩し、毎日のように病院へ通い、ケアをして、復活したかと思うとまた崩れるというアップダウンを繰り返し、一番悪かったのは肝機能だったから、そこを集中的にケアするために、毎日朝晩の補液とお薬を、嫌がることなく受け入れてくれて、ようやく少し安定してきたかと思っていた。

だけど5月にキャリアっこ達の精密検査を全頭やった時に、風雅くんだけFIPの陽性反応が出てしまっていた。

まさかの結果にあたしの頭は一瞬パニックになったけど、小康状態を保ってくれていたから、先生から指示されるケアは全面的に受け入れていたものの、絶対にFIPじゃない!と言い張りながら通院してた。


あたしが信じなければ絶対になんとかなる!という意味の分からない自信を持たなきゃ、笑顔でケアなんて出来なかったから。

だけど先月の終わり頃からは、今までと少し様子が変わってきて。

さすがにもう、根拠のない自信を持ち続けることは出来なくなった。


新しい治療方法が無いか、隙間を見つけてネットを探し、先生たちにも粘って粘って治療方法を相談し。

できるコトの精一杯を、負担の無いように、苦しくないように、それだけを願いながら治療とケアを続けてた。



うちのキャリアっこ部屋は本当に穏やかな空気が流れてて。

その空気を作ってくれて、守ってくれたのは、間違いもなく風雅くんだから、いなくなっちゃ駄目だよ、と何度も何度も毎日心の中で繰り返し。


最近はどんどん甘えっこぷりが増してくる風雅くんを誰よりも先に抱っこして。

今まで一番大好きだった筈のおやつも食べてくれなくなったから、何か無いかと毎日何種類ものおやつを出して。


それでなんとか凌いできたけど、一昨日からはなにをあげてももう見てもくれなくなってしまって。

…しがみついちゃ駄目だ。と自分に言い聞かせ、ゴツゴツと背骨が触れるようになってしまった風雅くんを、ただ膝に乗せて抱っこして、大して長くない睡眠時間は風雅くんを腕枕して横になり。




昨日は長い時間シェルターを空けられないから、圏内レスキューはお休みをして、別途入ってきた飯舘村で仔猫が産まれてるという飼い主さんからの連絡があったから、急遽飯舘村へと向かう予定でいたけれど、なかなか腰が上がらずに、空いた時間はひたすらキャリアっこ部屋に入り浸り。

でももう出ないとまずい時間になってしまったから、初めて口に出した待っててねという言葉を、風雅くんは守ってくれた。


待っていてくれた。


帰宅してシェルターの玄関を開けてキャリアっこ部屋に飛び込んで、風雅くんの居場所を探したら、最近お気に入りのおニューのベッドの中に居て。




呼吸が粗くないのを確認して少しホッとして、ワタワタとみんにゃさんのご飯だけあげて、シロの散歩にダッシュで向かい。

帰ってきてからは、お世話を全部ストップをして、風雅くんの横に寝そべり、ホントにかすかに聞こえるゴロゴロ音を聞きながら、待っててくれてありがとう。もう頑張らなくていいからね。と小さな声でずうっと囁いて。


ありがとう。
大好きだよ。
愛してるよ。
と何度か言った後は、何十回か何百回か分からないけど、ずうっと名前を呼び続け。


数時間が経った頃、息をキューっと吸い込む力が弱まったから、膝に抱き上げて撫でてたら、何度か発作のような仕草をした後に、静かに静かに呼吸をするのをやめてしまった。


ありがとう。
ありがとう。

風雅くんに言いたい言葉はとにかく感謝の言葉だけ。


たまに見せた一人ででろーんと伸びて寝ている姿とか、




キッカーで楽しくはしゃぐ姿とか、



ホントはもっとはしゃぎたかったのかな、とか、ホントはもっと甘えたかったのかな、とか、いろんなコトが渦を巻いてあたしの心に洪水のように哀しみと共に押し寄せてくるけれど。

ホントに全く手のかからない子だったから、最後くらいもっと手を煩わせてくれても良かったのに、とか、有り余るほどの哀しみに、飲み込まれそうになるけれど。


だけど今は、ただ、静かに。

大好きな風雅くんの苦しい時間が、長くはなかったことに少しだけ感謝して。


お見送りに向かう時、ふっとお空を見上げたら、曇っていたのが一瞬晴れて、綺麗な空が拡がっていた。




雲に、乗って。
風に、乗って。

大好きな風雅くんが、風雅くんのことを大好きだったみんなの待ってるお空の上へ飛び立っていったのだから、きっとみんなではしゃいで遊んでくれると信じて。


大好きだよ。
ずうっとずうっと大好きだよ。


忘れない。

あたしに出来るコトはそんなことしか無いけれど、ホントにたくさん助けてくれてありがとう。

うちに来てくれて、ありがとう。

出逢えて、良かった。


ゆっくりゆっくり遊んだら、健康な身体で幸せな場所へ生まれ変わってくるんだよ。



いつか、雲の上でまた会おうね。

それまで少しの間、バイバイ。


大好きだよ。風雅。
ホントにホントにありがとう。


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プロフィール

犬班A。

Author:犬班A。
諦めの悪い40代。
絶対に、命を、諦めない。
例え蜘蛛の糸しか繋がっていなくても。

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