2014/05
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ちょびっとお知らせとお願い。

【2…14.5.20 AM5:00追記】
このブログを書いて、数名の方から送ったよー!などと嬉しいご連絡を頂いておりましたが、日付が変わる前に売り切れになっておりましたので、販売品のリンクを解除しました。

ご手配頂いた皆さま、シェアなどして頂いた皆さま、本当にありがとうございます!



今さっきの休憩で、いつものごとくお安いフードを検索していたら、在庫限りのお安いドライフードを見つけちゃいました…。

見た時は残り80個ほどあったので、もし、給餌フードを支援してもいいかな…と思ってくださる方がいらしたら、是非是非こちらをお願いしたいと思って無理矢理更新。


楽天で、マルウオ ドライ 3.5kg入りが614円で、今ならポイント10倍です!

http://item.rakuten.co.jp/hinoki/s144450/


最近ドライフードの値段や容量の変動が激しくて、なかなかAmazonのレスキューリストを更新しにくかったけど、これはかなりお得なお値段だと思うので、検討してくださっている方は是非是非宜しくお願いします!


そしていつもお世話になってるみっくす★ジュースのマメKさんたちがチャリティグッズを販売している、RAINBOW PROJECTさんで、少し前に販売したらばあっという間に完売しちゃったまたたび入りの座布団と、可愛いキャットキッカーが再販決定したそうです~(^_−)−☆

販売は、19日の22時よりスタートだそうなので、買いそびれた方も、初めて覗く方も是非是非覗いてみてくださいね♪

マメKさんちのかわゆいコースケくんと座布団写真♡


ああ可愛い♡



そして以前、販売前にお試しに…と送ってもらったら、いつもはおもちゃにあまり興味を示さない風雅くんですら、めっちゃ夢中に遊んでたキャットキッカー。






おもちゃ大好きの若猫、直くんも、






それはそれは、猛ハッスルw


他にももんのすご~く気持ち良い猫型アイマスクもまだ少し在庫があるようなので、是非是非覗いてみてください!!



アイマスクの販売ページははこちら


そんなお知らせとお願いでした。

どうぞ宜しくお願いしますm(_ _)m
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境界線。
福猫舎に新入りさんがやってきた。

いや、正確にはあたしが勝手に受け入れたんだから、やってきたとは違うかな…。


本日現在、あたしのいるあぶくまシェルターの保護っこは63匹。

それに加えてうちの子8匹。

福猫舎をはじめた時に自分で決めた筈の保護っこ数は、もうずっと前から越えたまま。

もっと自制心が強ければ良かったのかなぁ。

…今更かw


出来る無理と出来ない無理。

出来る無茶と出来ない無茶。


一応自分の中ではこれだけはしっかりと考えぬいて、悩みぬいて、その上で決めてるつもりだから、無理や無茶が無謀になることはしていない。


口でも文でもこの違いを全然うまく説明なんて出来ないけれど、これが無謀になってしまったら、自分もシェルターも崩壊するから、大して詰まってるもののない頭で必死に悩んで悩んで、今回の新入りさんを受け入れた。


新入りさんの名前は醍醐くん。



飯舘の、猫がたくさんいるおうちの居着き猫。


この子は若干ドンくさくって、給餌に寄った時にあたしは大五郎って呼んでいたから、そのまま音だけ変えずに、醍醐という名前にしてみましたw

前足の爪先部分は半分なにかで怪我をしたのがそのままで、斜めにカットされた状態の男のこ。

後ろ足もいつも引きずっていて、給餌に行くと、みんなが軽やかに走って寄ってくる後を、てっこてっことゆっくり近づいてくるにゃんこさん。

おでぶ気味で、背中にはいっつも毛玉があって。

ご飯を食べるのも遅くって、他の子たちのがっつきに負けて、それでも頑張ってお皿を奪い、ゆっくりゆっくり食べてた子。

口の周りも良く汚れていたから、口内炎があるのかな?そのせいでグルーミング出来てないのかな?と思ってた。

今回ねーねーさんやhibiさんから相談されて、背中が禿げてる!と言われていた子たちを四件とも見に行って、他の子たちより度を越えて状態の悪かったこの子を一旦診察するのに連れて行き。



背中のほぼ半分ぐらいが、地肌が丸見えな状態で。

だけど良く良く見てみても、傷や怪我は見当たらず。

連れてく前はダニアレルギーかな?とか思っていたけど、皮膚の状態などから先生の診断はノミアレルギー…。

恐らく背中に出来た毛玉が雨に濡れたりして固まっていたところを、痒がったりしてどこかに擦り付けたか自分でカイカイした時に、ベロっと毛が剥がれたんだろう。と言っていて。


大きな治療は必要ないけど、皮膚の状態は宜しくないから、薬浴をマメにしてあげた方がいいだろう。ということだったので、毛玉がまだまだ出来ているから、鎮静かけて丸刈りにしてもらい、その上で薬浴をお願いをして。


お迎えに行ったらウリぼーがいたw



いやん、可愛い♡


血液検査の結果はそんなに悪い箇所は無く、でも丸刈りのまま直射日光を浴びさせる訳にはいかないし、あと何回か薬浴もした方がいいこともあり、ある程度毛が生えてくるまでの一時保護のつもりでいたけど、鎮静をかけてもらってる間に他のところもしっかり看てもらっていた結果を聞いたらば。



引きずっていた後ろ足は、肉球がもうかなりぐずぐずに崩れてきてて。


恐らく形質細胞性足底皮膚炎だろうという診断で。

まるこのところで引き受けてもらったロンくんという子がおんなじ病気だったのだけど、これが更に悪化すると肉球が破裂してしまう厄介な病気。


更に口内炎かと思っていたお口には、好酸球性肉芽腫がいくつか出来ていて。

それに加えて舌にも形質細胞性皮膚炎のような炎症が出ていて、舌の輪郭はかなり崩れてきちゃってて。


今は元気に過ごしているけど、いつ、どれかが問題を引き起こすか分からない。

おまけにこの子は飼い猫さんではなくて居着き猫。

給餌ボランティアさんたちが気にかけてくれてるおうちの子だから、誰かが行けばご飯を食べられるけれど、走ることの出来ないこの子が、ジャンプの出来ないこの子が、この先どうなるのかは目に見えている。


頭の中がぐるぐる回る。

保護?
リリース?
保護?
リリース?

natsumintさんから繋いでもらった居着いたおうちの方と悩んだまんま電話して。

一時保護の了承を取るためにお話ししている最中に、リリースはせずに保護することに決めました。


リリースと保護。

…どっちが正解なのか、分からない。

これはいっつも悩むこと。

線を引くのはとっても難しい。

だって、できることならみんな保護してあげたいもん。


リリースなんてする必要が無かったならばいいのにな。

だけどあたしは神様じゃないし。

ただのちっぽけなニンゲンだもの。

ちょっと変人ではあるけれどw、超人にはなれないし。

これ以上の無理を重ねてしまったら、あたしが倒れてしまったら…とか、やっぱりイロイロ考える。


だけど何よりもケージの中にいるこの子の、顔がとっても穏やかに変わっていたことが、最終的にあたしが決めるきっかけの一つになった。

飯舘で会ってる時は、いつも周りを気にして少し険しい顔をしていたけど、顔と身体に似合わぬ声で、可愛くにゃうーんと鳴いていて。



撫でているとうっとりした顔で、ずうっとゴロゴロ言っている。


うん。
きっと正解なんだ。


もう、誰かが持ってくる食べるものを待つことも、鈍い動きで食べるものを探すことも、野生動物を恐れることも、なんにも必要なくなって。

朝晩うまうまおやつを食べて、のんびりゆっくり過ごすといいよ。



いかつい顔だと思ってたけど、こんなに可愛い顔だったんだね。


境界線を越えたからには、もう、なんにも心配しなくていいからね。

この子の抱えている病気は、お薬さえ飲んでいれば爆弾にはならずに済む筈のものだから、しっかりお薬飲みながら、ゆっくりのんびり過ごそうね。

明日は洋服探しに行かなくちゃ。



味わいのある男のこ。

醍醐味のある男のこ。



醍醐くん。

どうぞ宜しくお願いね。








Call My Name。
先日行ってきたカメラマンの上村さんの写真展『Call My Name 原発被災地を生きる犬猫たち』。


上村さんのブログで写真展の紹介文を読んだ時、じわっと目に涙が浮かんだ。

写真展には行かれない方も是非この紹介文を読んでほしい。

Call My Name。

このタイトルを付けた意味を、
このタイトルの意味を、
どうか一人でも多くの人に知ってほしい。

そう、思った。



自分自身でも感じていたことではあったけど、この紹介文を読んでから『名前』というものに対して、今まで以上に気にかけるようになった。


シェルターにいる子たち。
トイレ掃除をする時も、ご飯をあげる時も、抱っこタイムを開催する時も、必ず全員の名前を何度も何度も呼ぶ。

とても大切な時間。



レスキューに行った時に出会えた子たち。

立ち止まって振り返る、顔。

立ち止まらずに一直線に走り去る後ろ姿。


名前を呼んであげたい。
あなただけの、名前を。


たったひとつしかない、いのち。
ちいさなちいさな、いのち。


名前を、呼ばせて。

あなただけの、名前を。

あなたの、名前を。



そんな気持ちを抱えながら、相変わらずのドタバタの中、なんとか身体を空けてGWもレスキューへ。


200kg以上の給餌フードと、8台の捕獲器を積み込んで。


先月から更にバリケードが増え、立ち入りがどんどん困難になり続けていく大熊町。

来月から国道6号線が通行解除になったら、多分圏内での活動は更に締め付けが厳しくなってしまう。

それに海側の原発付近の中間貯蔵施設の候補地が国有化を決定されてしまったら、もう、さすがに立ち入ることは許されないだろうから、とにかく今は大熊町と双葉町を最優先に捕獲器を掛けてまわっている。


シェルターに、受け入れできる余裕がある訳ではないけれど、圏内の状況を考えたら躊躇する訳にもいかず。

だから、海側山側悩みに悩んで決めたポイント四箇所に、野生動物対策も兼ねて二台ずつの捕獲器をかけて。


捕獲器を掛け終え、給餌に回っている途中、毎週東京から給餌に通い続けてくれている個人ボランティアのMさんに電話して。

お互いの捕獲器をかけた場所や、給餌状況なんかをちょっとだけ話しして。

あんな異常な町の中でも、ちょっとだけホッとする瞬間。


帰る前にどっかで会えたらいいねと電話を切って、ひたすら必死に給餌ポイントを回っていると、あっという間にタイムアップの時間が近づき、今度は捕獲器の回収へとこれまた必死に車を走らせる。


ちょっと頭がボーッとする程とっても暑い日だったから、飲み物を凍らせてこなかったことを後悔したりして。


増えたバリケードのせいで、各ポイントに辿り着くのが今まで以上に大変だけど、ようやく一箇所目のポイントへ。

一つはネズミさん…。
もう一つは空っぽで。

落胆してる暇はないから、ネズミさんとサヨナラして、捕獲器を車に積んでダッシュで二箇所目へ。

…捕獲器、どっちも閉まってない。


この暑さじゃ仕方ないか…と天を仰いで煙草に火を点けて。


ふぅっと大きく息を吐いてから、Mさんにまた電話して。


どこにいるのー?と聞いてみたらば、すぐ近所にいたようで、それじゃ一回合流しようかと言いかけたらば、電話の向こうから短い悲鳴。

M:あっ!猫!こっち見てる!どうしよう…

A:あたし連れてくから保護しよ!

M:うんっ!

A:捕獲器は?

M:持ってる!

A:じゃ、かけて。電話切るよ。


と電話を切って、煙草を2本吸い終えた頃にMさんがあたしのいる場所へやってきて。


二人で少し喋りながら時間を潰し、ドキドキしながら捕獲器の場所へと移動して。


前を走るMさんの車が止まったと思ったらすぐさま走り出てきたMさんを見て、慌ててあたしも車を降りて。


M:ダメだー!捕獲器の横で寝てたー!

A:え?あたし見てないよ。

という会話の後に、猫さんが走っていった方向に向かうMさんが、またあっ!と短い声をあげる。


M:いる!こっち見てる!

A:え?どこ?

M:そこの草むら。今、走って裏に行った!

A:…あたし見えなかった。それ、妄想w?

とか話していたら、またまた猫さん戻ってきたようで、草むらの中に頭が見え隠れ。

もう出なきゃならない時間ギリギリだったけど、離れない子ならば入ってくれる可能性はあるから、あともうちょっとだけ捕獲器かけて粘ろうよ。とMさんに声をかけ。

あたしの車からも捕獲器を下ろし、二台の捕獲器をかけ、Mさんは待機、あたしは別な場所にかけてある捕獲器と、Mさんがかけている捕獲器を回収に向かい、猛ダッシュで車を走らせ、自分の捕獲器を回収して、Mさんがかけてる捕獲器の場所に到着する直前で電話が鳴って。

M:入ったーー!!!

A:マジでーー!!!やたーーー!!!

と嬉しい短い会話を交わした後、途中の地点で合流して、にゃんこさんを受け取って。





二人とも若干興奮しつつも、性別確認をするのに、にゃんこさんにごめんね、と声をかけながらお尻やお腹をまさぐり、授乳中じゃないのを確認してから車に乗せて。


ようやく一息ついて、


M:もう一回捕獲器かけようって言ってくれてありがとー!

A:なに言ってんの、見つけてくれたおかげじゃん!

M:でも電話がかかってこなったら車停めなかったから見つけられなかったもん。

A:フード切らさずに通い続けてくれてるからだよ。


なんて二人でお互いを微妙に褒めあったりしつつ、とにもかくにも粘ってみて良かったよね、と喜びながら、また来週頑張ろうねと別れてお互い帰り道へと向かった。


身体はヘトヘトなんだけど、嬉しい気持ちで帰宅して、捕獲器から出して隔離ケージに移動する前に駆虫薬を付ける時、もう一度お腹をしっかり確認してみたら、全ての乳首がちいさなまま。


…それは、出産経験が無いということな訳で。

圏内で、飢餓の状態を、異常な状況を過ごしている子たちは子孫を残すという本能が強まっているようで、発情回数も多いから、かなり若い猫さんですらも出産経験はある子がとても多くって。


おまけに洗濯ネットに入ってもらっていたのだけれど、全く暴れる様子も無いから、そおっとネットから出してみて、お口を開けて歯を見たら、少なくとも3~4歳の歯をしてる。


…ってことは避妊済み?

と、大きな疑問が湧いてきたから、そのまま少し抱っこして撫でてみたらば、小さくゴロっと喉の音。

内心うわわー!となりつつも、頑張ったねー、と声をかけながら撫で続けてたら、どんどんゴロゴロの音が大きくなって、顔は若干緊張してるけど、甘えた声で鳴きはじめ。




うわぉ!
間違いなく飼い猫さんだ!


泣き虫のあたしはいつものごとく泣きべそをかきながら、にゃんこさんをそおっとそおっとケージに戻し、またまたMさんに電話したけど出なくって。

にゃんこさんは、ケージに戻してもとっても穏やかな顔で喉をゴロゴロと鳴らしてる。




この興奮と喜びをどうしたらいいのー!と一人悶々としていたらw、折り返しMさんからかかってきたから大喜びで出たら、はしゃぐあたしの声と対象的に暗い声。

M:…どうしたんですか?

A:おっぱいがね、ちっちゃいの!

M:…え?

A:いや、だから、おっぱいがね、ちっちゃいの!

M:…え?

A:えって…いや、えっと、避妊済みかも?!ってこと!

M:なんだー!やっぱり授乳中だとか、悪い想像しちゃったのにー!

A:え、だって授乳中じゃないのはさっき圏内で確認したじゃん!

M:だってこんな時間に電話があったら悪い想像しちゃうでしょ!


とかいうかなり不毛な会話を繰り広げつつ、ようやくこの喜びを分かってもらえてw


二人で良かったよねー、嬉しいねー、とはしゃぎまくって電話を切って。


まず間違いなく、ニンゲンと一緒に暮らした子。

きっと名前の付いてた子。


ホントの名前じゃないけれど、うちでの名前は『ゆら』ちゃんに決めました。

今はそれがあなたの名前。

たくさんたくさん名前を呼ぶから、もう安心していいからね。


食べるものの心配も、寝る場所の心配も、なにも必要ないからね。


ホントの名前が分かるよう、飼い主さんも探さなきゃ。



ゆらちゃん。

連れ出させてくれて、ホントにホントにありがとう。



そしてGWが終わり、病院へ。

先日の保護っこ拓くん同様、ゆらちゃんも診察台の上でも普通に寛いで。


お腹の確認をしたいとお願いし、お腹の毛刈りをしてみたら…くっきりと残る手術痕。

ビンゴ!!

間違いなく避妊手術済。


勿論最近の手術痕ではなかったし、あたしが知ってる範囲では捜索依頼も出ていなかったから、次回のレスキューの時にでも、付近に貼り紙をしてこなくっちゃ。


ゆらちゃん。

あなたの本当の名前が分かるといいね。


あなたの大切な名前を見つけられるように頑張るよ。



身体はホントにクタクタだけど、拓くんといい、ゆらちゃんといい、こんな出逢いが続くからには、やっぱり諦めることなんて絶対に出来ないね。

終わりが全然見えないけれど、もう一踏ん張りも二踏ん張りもしてかなきゃ。


あなたの本当の名前が分かるまで、のんびりゆったり過ごそうね。





ゆらちゃん。

たくさんたくさん名前を呼ぶよ。

あなただけの名前を。




【Mさんへのご支援のお願い。】

いつも福猫舎へ散々ご支援をお願いしており、恐縮しつつも本当に心から感謝しておりますが、今日は友人の個人ボランティアMさんへの給餌フードのご支援のお願いをさせてください。

彼女は震災直後から、ほぼ毎週のように福島へ保護、給餌に通い続けてくれています。

ブログも持たず、団体にも所属せず、
個人ボランティアとしてコツコツと地道に活動を続けてくれています。

最近は、震災直後から福島のどうぶつたちのことを発信し続けてくれているささきちさんの協力のもと、フードだけは募集をされていますが、足りない時は自費で購入しています。

毎週の福島への交通費、そして保護した子たちの医療費などで、負担は増え続け、何度も折れそうになる心を必死に奮い立たせて今もなお、通い続けてくれています。

現在、次回のレスキュー以降分のフード募集をしており、お一つからで結構ですので、どうぞご支援をお願い出来たら…と思います。

福猫舎の給餌フードは、なんとかもう少しだけストックがあります。

残りは僅かになってきたので、近いうちにまたご支援の呼びかけをさせて頂くとは思いますが、今回はMさんにご支援をお願いしたく、ここにお願いをさせて頂きます。

ご支援については以下のブログをご覧頂ければと思います。

ささきちさんのブログ記事
福島で給餌するフードをご支援ください


どうぞ宜しくお願い致します。





ヒッチハイカー。
レスキュー記事を全然書けていないうちにあっという間に次のレスキューへと向かうように、毎日を駆け足で過ごしてる。

それはきっとちびがいない隙間を埋めるためなのかもしれないけれど、今までも足りなかった時間を、身体を酷使することで埋められることがある時もある、ということなのかな。

ああ、まだるっこしい性格だw


遡ること一ヶ月近く経っちゃうのだけど、先月中旬にレスキューに行った時のこと。

その日は山側の検問から入ることになっていて。

早朝に起きてみんにゃさんのお世話を終わらせ、フードを積み込みさて出発。


ちびの容態が落ちてきた頃だったから、保護することはあまり考えず、とにかく給餌をメインにしようと頑張ってどっさりフードを積み込んで。

検問を入り、山側から入るのは久々だったから、大雪の傷跡や大量のフレコンバッグが並んでいるのを横目に見ながら車を走らせて。




大熊町の帰還困難地域の細い山道をくねくねと走り、トンネルをいくつか越えたけど、集落まではまだ辿り着かない、おうちがほとんど無いような山道で、道端をとぼとぼと歩く猫発見!


窓を少し開けて、にゃーにゃーと鳴き真似をしてみたらば立ち止まり、一瞬こっちを見たと思ったら、ぶみゃーーーー!と大きな声で鳴きながら、車に向かって一目散に走ってくる!


最近は、そんな子にお目にかかることは滅多にないから、こっちが思わず大慌てw

一本しかない山道で、警察や自警団に見つかったら…とほんの一瞬躊躇ったけど、いやいやそんなこと言ってる場合か!と気合いを入れて車を停めて、車の後部に積んでいる捕獲器やおやつを取りに車を降りて。

手づかみは難しいかな…?とかぐるぐるいろいろ考えながら捕獲器や洗濯ネットを取り出して、車の前に戻ってみたら、いるはずのにゃんこさんは見当たらず…。

え?え?と思って車の下を四つん這いになって覗き込み、またにゃーにゃーと鳴き真似をしてみたら、何故か鳴き声が上から降ってきて。


ん?
どゆこと?

と思って身体を起こし、車の中を覗いてみたら…



少し開いてた窓から入り込み、運転席を乗っ取られてたw


大慌てのあたしを尻目に、とても大きな声でぶみゃーぶみゃーと鳴きながら、ゴロゴロ喉を鳴らしてて。

あまりにもあまりな展開に、あたしが完璧にテンパってw


ドアを開けたらダッシュして逃げちゃうかな?とかも考えたけど、きっとこの子は大丈夫。と思い、そおっとそおっとドアを開け。

にゃんこさんの身体を掴み、ダッシュで車に乗り込んで。

運転席に座りにゃんこさんの身体をしっかりとホールドして、やっとほおっと息を吐き、そのまま急いで窓を閉め。


ポケットから洗濯ネットを取り出して、インしてもらおうとにゃんこさんを抱えたら、頭をゴンゴン顔に擦り付けてゴロゴロふみふみ大忙しで甘えてくる…。


え?
え?

と頭は事実をなかなか理解出来なくて、だけど涙だけが溢れてきて。

三年だよ?
三年も経っているのに?

と、ホントに久々に頭が完璧にこんがらがっちゃうぐらいにぐるぐる渦を巻く。


…棄てられた?

とか、いろんな考えが渦を巻く。

だけど身体の汚れは頑張って生きてきたことを示すかのように、白い部分は茶色く薄汚れてて。

肉球もすっかりガサガサで。


甘えてくるのをちょっと我慢してもらってお口を開けて見てみたら、歯の状態から想像出来るのは恐らく4~5歳ぐらいのにゃんこさん。

どこを触ってもなにをしても、とにかく甘えるのに必死になってて、爆音のゴロゴロ音が響き続けて。


車を乗っ取られた面白さもあって、あたしはパニックになりながらも泣き笑い。


キャリーなんかは積んでいなかったから、車の中で捕獲器の中にそおっと入ってもらったら、なんだー!出せー!甘えさせろー!と、延々鳴き続けてるにゃんこさん。

この間わずかに10分ちょっと。


自分でもあまりにびっくりしすぎて一瞬忘れていたけれど、ここは圏内…。

車をのんびり停めてる訳にはいかないぞ?とふっと気付いて慌てて車を走らせて。

圏内にいくつかある内緒の場所へひとまず向かって車を走らせながら、まるこに電話して状況を説明してみたら。

お!じゃあ名前はヒッチハイクのハイクだねwと言われ、まだ涙がちょっと滲んでいたけど思わず爆笑しちゃったり。


どうやって生きてきたの?

どこに、いたの?


猫と話が出来たなら、ホントにそれを聞いてみたい。

三年以上の時を孤独の中で過ごして来たはずのにゃんこさん。


まるこの言ったハイクくんには同意が出来なかったのでw、あたしが付けた仮の名前は拓くん。

開拓者の拓くん。

自分の運命を切り拓いてくれたから。


一時的に圏内に置いて給餌に回ろうかと思ったけれど、とにかく声が大きくてw、圏内の内緒の場所に辿り着くにも途中で止められるのが怖かったから、給餌にはまた改めてくることにして、その日は短時間で切り上げて。

そのまま病院にまっすぐ向かい、検査などを終わらせて。

病院の診察台の上でも先生たちも驚くほどにひたすらゴロゴロ言っていて。


頑張ったんだね。

頑張って生きてきたんだね。


お腹の中はたくさんのムシさん達がパレード状態w

2.9kgしかない痩せっぽち。

ほんの一瞬のすれ違いがあったら、出逢えなかったいのち。

だけどこんな一瞬で出逢えることも、まだあるんだね。


諦める訳にはいかない。

いのちが待っているのだから。


諦めない。

そこに待っているいのちがある限り。



拓くん。

あたしの人生で初めてのヒッチハイクをしてくれて、ホントにホントにありがとう。



拓くんは、すっかり今は甘えまくっていて、トイレの掃除をする時も、おやつやご飯タイムでも、ケージを開けるといそいそと肩に乗ってきます。

甘えっこすぎて距離が近すぎてw、全然写真が撮れませんw


だけど痩せっぽちだった身体には少しずつお肉がついて、お腹のムシさんも、悲しいほど大量に出してくれてw。


パサパサだった毛並みも、どんどん冬毛が抜け落ちて、少しずつふわふわに変わってきています。


余裕がある訳ではないシェルター事情。

だけどこんな子たちがまだまだ頑張って生きているのだから、出来ることの精一杯を頑張り続けたいと思います。


拓くん。

頑張ってくれてホントにありがとう。



プロフィール

犬班A。

Author:犬班A。
諦めの悪い40代。
絶対に、命を、諦めない。
例え蜘蛛の糸しか繋がっていなくても。

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