2014/04
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光の、彼方で。
たくさんの方に愛されて、
たくさんの方に見守られ、
たくさんの方に応援頂いた、ちび。


昨日、お空へ向かって走っていってしまいました。





あたし、看取ってあげられなかった。

こんなにも頑張っていたちびを、一人で逝かせてしまった…。

それは死ぬまでずっと悔やむことだけど、苦しかった呼吸も、眠れなかった辛さも、全部なくなり身軽になってくれたことを、もう、苦しまなくていいことを、安堵すると共に、静かに見送ってあげたいと思います。



ちびに初めて出逢ったのは去年の3月18日。


最初は、福猫舎をスタートしようとしている頃に、ねーねーさんから相談されて、乳腺腫瘍の手術の相談に乗っただけの出逢いだった。

なんとか手術をお願いできた仙台の病院へ搬送し、手術をしてみたらば悪性で、既に肺に転移していることが分かり、退院の時には余命宣告を受けてしまい。


そのまま飯舘村に帰すという選択がどうしても出来ず、ねーねーさんと一緒に飼い主さんのところへ向かい、術後の説明とともに、完全に傷口が塞がるまで…とお預かりすることにして。


だけど、傷口がしっかりと塞がってからも、人の住めない飯舘に一人で暮らさせる決断は出来なくて。

悩んで悩んでようやく決断をして、継続してお預かりすることを決めたのが5月の半ば。

いつか来る最後の日まで、しっかりとお預かりすることを約束した。



何度も書くけどあたしは犬と暮らしたことが無かったから、なにをするのも初めて尽くしで、フードの量や散歩の長さも最初は分からず、なんだかいっつもおたおたしててw

ちょうどその頃、出来たばかりのシェルターにボランティアで来てくれていたSさんが、お散歩に行ったら見つけてくれた池へのルート。

ここがもう、大好きでw

たったか走って、草むらに潜り込んで、ゴロンゴロンと転がって。


いつもいっつも笑ってた。





ホントに大好きすぎて、なかなか帰ろうとしてくれないし、鴨さんを見つけると必死に追いかけ眺めてて。


毎日毎日朝晩お散歩に行っては、一生懸命説得をして帰ってきてたw



ちびは、いつからか分からないけど、うちに来た時にはもう、耳が聞こえていなくって。

それでも気配で察知するから、出掛けて帰ると即座に気づいて尻尾をぶんぶん振り回しながら、猛烈なタックルで歓迎されて。

これが、普通の日常になっていった。


ちびの好きなおやつを探し、
ちびに引っ張られてすっ転びながら笑い転げて。


お散歩ルートに咲いている花々の、芽吹きや開花を見ながら、聞こえてないけどたくさん話しかけて。


池の淵に腰掛けて、頭を撫でながら鴨さんを眺めて。


たくさんムシに刺されて。


土砂降り以外は、雨の中をダッシュして、雪の上も恐る恐るすべらぬように歩いて。


楽しかった。
幸せだった。


たくさんの宝物の時間を、思い出を、ちびに分けてもらった。


お腹の緩かったちびに合うフードを探して、ようやく合うフードを見つけた時は嬉しくて。

食いしん坊だけど、量を間違うと即座にお腹が緩くなっちゃうちびの、お腹に合った量とおやつを工夫して。

窓越しに猫を見ると、すぐにロックオンしちゃうちびを注意しながら抱っこして。


全ての時間が大切な、大切な、時間だった。



夏を越せるかな…とか、冬は大丈夫かな…とか、いっつも心配ばっかりしてたけど、当の本犬は、いっつも嬉しい笑顔で抱きついてくれていた。



夏もしっかりと越してくれて、冬もしっかりと乗り越えてくれて、まだまだ一緒にいたかったけど、検査に行ったら先生たちすら驚く程に、心臓は肥大していて、肺もやっぱり真っ白で。

肺に出来てる腫瘍もとても大きくなっていて。

少しでも楽に過ごしてもらうために、毎日朝晩心臓のお薬を飲んで、4日に一度、インターフェロンを注射して。

おやつ命のちびだったから、お薬飲ませるのはあっけない程に簡単でw


それでもどんどん呼吸は悪化してたから、きっとお別れの日が遠くないのは分かってた。


でも、出来る限り普通の日々を楽しんでもらいたかったから、たくさん笑って過ごしてた。



先日から一気に体調が落ち、一晩を越えるごとに呼吸は粗くなっていき、大好きだったお散歩も、走ることはなくなって。


それでも池の畔にいる間はホントにいつも笑顔で過ごしてたから、なるべくゆっくり時間を取って。


本当ならば急な坂道もあるお散歩コースを変えた方が良かったのかもしれないけれど、別なルートに行こうとしても、最終的に池に向かおうとするちびの意思に任せて、帰りの登りはゆっくりゆっくり歩かせて。


全てが幸せな時間だった。


三日前ぐらいからは、もう、何を見せても食べてくれなくなっていき、それでもなにか少しでも…と思い、あれやこれやと何種類もの食材を買ってきて。


みんにゃさんのお世話の合間に、何度も何度も外へ出て、ちびの隣に座って頭を撫でて添い寝して。


買い出しに行くにも、病院に行くにも、出かける時は、待っていなくていいからね、と心の中で呟いて。

それでも帰ってきてゆっくり尻尾を揺らしてくれるちびの姿を見てはすぐ泣いて。


昨日の朝、出かける時に、なかなか出かける踏ん切りがつかず、一時間近く隣に座って過ごしてから、もうこれ以上遅れられないという時間まで過ごしてから、頑張って急いで帰るから待っててね、と頭を撫でて出かけた。




…なのに待っていてはくれなかった。

天邪鬼なんだから…。



友人がちびの様子を見にきて見つけてくれて、シェルターに戻る途中で電話をもらい、ボロボロ泣きながら、自分を呪って絶叫しながら、アクセルをベタ踏みして車を必死で走らせた。


まるこにすぐさま電話したけど、一体何を言ったか全然覚えていないけど、到着したら、まることはなちゃんがちびに寄り添って待っててくれて。


泣いて泣いて、もう、涙が止まらなくって、吐きそうになるほど泣き続けたのに全然涙は枯れなくて。


心の中にでっかい穴が、また増えた。


でも、それでも、苦しかった時間が終わってくれて、きっと今、走りたいだけ猛ダッシュしているであろう姿を想像しながら、笑って見送ろうと思います。


最初で最後のあたしの愛犬。


大好きな、ちび。


あたしの大切な宝物。


飯舘のちびが暮らした場所は、間もなく除染がはじまる。


ほんの一部の表土を削り、
効果が全く理解できない、
誰のためなのか全く理解できない、
除染がはじまる。


除染が終わったら、ふるさとに帰ろう。


だからそれまではもう少し一緒にいられるね。



かけがえのないあたしの宝物。

ちび。

大好きだよ。

ずっとずうっと大好きだよ。



写真が大嫌いだから滅多に自分が撮られることは無いけれど、この前hibiさんが撮ってくれた一枚の写真が、宝物になった。




ほかにも飯舘に里帰りした時の一枚や、



そして、車で向かった最後のお散歩の時のこの一枚。




写真にも、あたしの心の中にも、大切な瞬間がしっかりと残った。




ちび。

あたしを好きでいてくれて、ホントにホントにありがとう。


たくさんの幸せをくれて、ホントにホントにありがとう。


悲しいけど、苦しいけど、ホントにホントに辛いけど、ちびに出逢えて幸せだったよ。


ながい、なが~いお散歩したら、幸せなおうちに生まれかわってくるんだよ。


ありがとう。





いつかまた、出逢う日まで、かーちゃん足腰鍛えとくから。

またきっといつか、たくさんたくさんお散歩しよう。


光の、彼方で。






本当にたくさんの応援を、ありがとうございました!!



ちび。

愛してるよーーー!!!!






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プロフィール

犬班A。

Author:犬班A。
諦めの悪い40代。
絶対に、命を、諦めない。
例え蜘蛛の糸しか繋がっていなくても。

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