2014/04
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心に満タンの感謝を込めて。
ちびへの、そしてあたしへの、たくさんの暖かなコメント、メール、メッセを、本当にありがとうございます。


全然涙は枯れる気配もなく、エグエグオイオイと泣いてばかりで、自分でもちょっと困っていますけど、たくさんの嬉しい瞬間を、たくさんの宝物の時間をちびと一緒に過ごせたことに感謝して、そして本当にたくさんの方がちびのことを見守っていてくださったことに、心に満タンの感謝を込めて、心の底から御礼申し上げます。


昨日は急遽、レスキューに行ったのだけど、帰りの道すがら、もうお散歩時間を気にして必死になることはないんだな…と思ったら泣けてきて、泣かないようにまるこに電話してどーでもいい話や思い出話に付き合ってもらったり。

朝も起きたらお散歩行かなくていいんだ…と思うと涙が溢れ…。

今朝もダーダー泣いてたら、フードを取りにhibiさんが来たのにも気づかず落ちていて。

夕方、ちびに手を合わせに飯舘の給餌帰りのナナぱぱチームの皆さんが来てくれた時も、これまた泣きまくっていて落ちていて…。

…ダメダメじゃん、あたし。


悲しんじゃいけないから、悲しんで泣いてるんじゃなくて、いないことを認めるのが辛いだけ。

ちびのために買ったたくさんのフードおやつは、まるこに持ち帰ってもらったんだけど、家のあちこちに渡し忘れたフードやおやつがまだあって。

それを見つける度にまた泣いて。


うちの子さぶろー、やきそば、ギンと並んで置いたちびのお骨を見上げながら、さぶろーに、やきそばに、ギンに、一緒に遊んでてね、とお願いをして。


ちびはいい子だったけど、あたしは決して褒められた飼い主では無かったから、どうしてもたくさんの後悔が押し寄せてくる。

もう、後悔したって遅いのに。

バカだなー…。


でも、心に愛があるのだから。

心の中にずうっとちびはいるのだから。

まだもうちょっと泣き続けるけど、それは許してちょーだいね。


たっくさん頂いたちびへの言葉は、ぜーんぶちびに読み聞かせておきました。

ホントにホントにありがとうございます!!


嬉しいね。
嬉しいね。

と、ひとつひとつを読む度に、ちびを見上げて頷いて。


涙も鼻水もダーダー止まらず困ってるけど、みんにゃさんのお世話はしっかりやっているから、もうちょっとだけ我慢してね。



先日福猫舎のブログにカメラマンの上村さんに撮ってもらった写真を載せたけど、写真を送ってくれた時、メールに書かれていた言葉がとっても嬉しくて。


いい写真撮れてるじゃないですか。
飼い主にはかなわない…


へへ。
当然じゃないかw

と、ほくそえんでおりましたw


でも、上村さんが撮ってくれたちびは、本当に可愛い笑顔だった。




せっかくの給餌行の邪魔をしてしまったけど、ホントに嬉しかったデス!

ありがとうございました!!



そんな上村さんの写真展が、現在浅草のギャラリーエフさんで開催中です。

今度の水曜日のお昼過ぎ、ほんのちょびっとだけですがなんとか伺えそうなので、今からとっても楽しみです。


三年以上の間、人の住めない場所で頑張って生きてくれている子たちの笑顔が待っています。



上村雄高写真展
Call My Name 原発被災地を生きる犬猫たち





会期|2014年 4月23日(水)~5月26日(月)
4月29日(火祝)ギャラリーとカフェのみ臨時営業いたします

ギャラリー・エフ 浅草
東京都台東区雷門2-19-18

12:00~19:00(最終日は17:00まで)
火曜休
入場無料(犬か猫のフード1品をお持ち寄りください[任意])
フードについて


ギャラリーエフの看板猫だった「銀次親分」という猫さんの、たくさんの子分さんたちが「仁義箱」で支援を集め、その中からフードを買って、チーム銀次として頻繁に飯舘の給餌に参戦してくれています。

そしてその中から福猫舎にもご支援を頂戴もしております。

ギャラリーエフに集うたくさんの銀次親分の子分さんたちにも、心から感謝致します。


お時間作ってご覧頂けたら嬉しいです。




みんにゃさんのお世話はさっき終わったのだけど、どうにも寝付かれないので、まずは感謝を伝えよう、とブログを更新してみました。


こんなことを書くことで、少しずつあたしの中で消化して、昇華して。

たくさんの瞬間を思い出しながら、頑張って思い出に変えていこう。


そんな気持ちで書いてます。


たくさんの方に、ちびの可愛い笑顔を、頑固な顔を、拗ねてる顔を、たくさんたくさん見てもらえて良かった…。


あたしのスマホの中に、
あたしの心の中に、
お見せできなかったまだまだたくさんのちびがいます。

それはあたしだけの宝物w


辛いけど、苦しいけど、悲しむことはもうやめて。


これだけたくさんの方に見守ってもらえたちびを誇りに思いながら、今日は寝ようと思います。



へなちょこブログでごめんなさい。



みんな良い夢を。



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光の、彼方で。
たくさんの方に愛されて、
たくさんの方に見守られ、
たくさんの方に応援頂いた、ちび。


昨日、お空へ向かって走っていってしまいました。





あたし、看取ってあげられなかった。

こんなにも頑張っていたちびを、一人で逝かせてしまった…。

それは死ぬまでずっと悔やむことだけど、苦しかった呼吸も、眠れなかった辛さも、全部なくなり身軽になってくれたことを、もう、苦しまなくていいことを、安堵すると共に、静かに見送ってあげたいと思います。



ちびに初めて出逢ったのは去年の3月18日。


最初は、福猫舎をスタートしようとしている頃に、ねーねーさんから相談されて、乳腺腫瘍の手術の相談に乗っただけの出逢いだった。

なんとか手術をお願いできた仙台の病院へ搬送し、手術をしてみたらば悪性で、既に肺に転移していることが分かり、退院の時には余命宣告を受けてしまい。


そのまま飯舘村に帰すという選択がどうしても出来ず、ねーねーさんと一緒に飼い主さんのところへ向かい、術後の説明とともに、完全に傷口が塞がるまで…とお預かりすることにして。


だけど、傷口がしっかりと塞がってからも、人の住めない飯舘に一人で暮らさせる決断は出来なくて。

悩んで悩んでようやく決断をして、継続してお預かりすることを決めたのが5月の半ば。

いつか来る最後の日まで、しっかりとお預かりすることを約束した。



何度も書くけどあたしは犬と暮らしたことが無かったから、なにをするのも初めて尽くしで、フードの量や散歩の長さも最初は分からず、なんだかいっつもおたおたしててw

ちょうどその頃、出来たばかりのシェルターにボランティアで来てくれていたSさんが、お散歩に行ったら見つけてくれた池へのルート。

ここがもう、大好きでw

たったか走って、草むらに潜り込んで、ゴロンゴロンと転がって。


いつもいっつも笑ってた。





ホントに大好きすぎて、なかなか帰ろうとしてくれないし、鴨さんを見つけると必死に追いかけ眺めてて。


毎日毎日朝晩お散歩に行っては、一生懸命説得をして帰ってきてたw



ちびは、いつからか分からないけど、うちに来た時にはもう、耳が聞こえていなくって。

それでも気配で察知するから、出掛けて帰ると即座に気づいて尻尾をぶんぶん振り回しながら、猛烈なタックルで歓迎されて。

これが、普通の日常になっていった。


ちびの好きなおやつを探し、
ちびに引っ張られてすっ転びながら笑い転げて。


お散歩ルートに咲いている花々の、芽吹きや開花を見ながら、聞こえてないけどたくさん話しかけて。


池の淵に腰掛けて、頭を撫でながら鴨さんを眺めて。


たくさんムシに刺されて。


土砂降り以外は、雨の中をダッシュして、雪の上も恐る恐るすべらぬように歩いて。


楽しかった。
幸せだった。


たくさんの宝物の時間を、思い出を、ちびに分けてもらった。


お腹の緩かったちびに合うフードを探して、ようやく合うフードを見つけた時は嬉しくて。

食いしん坊だけど、量を間違うと即座にお腹が緩くなっちゃうちびの、お腹に合った量とおやつを工夫して。

窓越しに猫を見ると、すぐにロックオンしちゃうちびを注意しながら抱っこして。


全ての時間が大切な、大切な、時間だった。



夏を越せるかな…とか、冬は大丈夫かな…とか、いっつも心配ばっかりしてたけど、当の本犬は、いっつも嬉しい笑顔で抱きついてくれていた。



夏もしっかりと越してくれて、冬もしっかりと乗り越えてくれて、まだまだ一緒にいたかったけど、検査に行ったら先生たちすら驚く程に、心臓は肥大していて、肺もやっぱり真っ白で。

肺に出来てる腫瘍もとても大きくなっていて。

少しでも楽に過ごしてもらうために、毎日朝晩心臓のお薬を飲んで、4日に一度、インターフェロンを注射して。

おやつ命のちびだったから、お薬飲ませるのはあっけない程に簡単でw


それでもどんどん呼吸は悪化してたから、きっとお別れの日が遠くないのは分かってた。


でも、出来る限り普通の日々を楽しんでもらいたかったから、たくさん笑って過ごしてた。



先日から一気に体調が落ち、一晩を越えるごとに呼吸は粗くなっていき、大好きだったお散歩も、走ることはなくなって。


それでも池の畔にいる間はホントにいつも笑顔で過ごしてたから、なるべくゆっくり時間を取って。


本当ならば急な坂道もあるお散歩コースを変えた方が良かったのかもしれないけれど、別なルートに行こうとしても、最終的に池に向かおうとするちびの意思に任せて、帰りの登りはゆっくりゆっくり歩かせて。


全てが幸せな時間だった。


三日前ぐらいからは、もう、何を見せても食べてくれなくなっていき、それでもなにか少しでも…と思い、あれやこれやと何種類もの食材を買ってきて。


みんにゃさんのお世話の合間に、何度も何度も外へ出て、ちびの隣に座って頭を撫でて添い寝して。


買い出しに行くにも、病院に行くにも、出かける時は、待っていなくていいからね、と心の中で呟いて。

それでも帰ってきてゆっくり尻尾を揺らしてくれるちびの姿を見てはすぐ泣いて。


昨日の朝、出かける時に、なかなか出かける踏ん切りがつかず、一時間近く隣に座って過ごしてから、もうこれ以上遅れられないという時間まで過ごしてから、頑張って急いで帰るから待っててね、と頭を撫でて出かけた。




…なのに待っていてはくれなかった。

天邪鬼なんだから…。



友人がちびの様子を見にきて見つけてくれて、シェルターに戻る途中で電話をもらい、ボロボロ泣きながら、自分を呪って絶叫しながら、アクセルをベタ踏みして車を必死で走らせた。


まるこにすぐさま電話したけど、一体何を言ったか全然覚えていないけど、到着したら、まることはなちゃんがちびに寄り添って待っててくれて。


泣いて泣いて、もう、涙が止まらなくって、吐きそうになるほど泣き続けたのに全然涙は枯れなくて。


心の中にでっかい穴が、また増えた。


でも、それでも、苦しかった時間が終わってくれて、きっと今、走りたいだけ猛ダッシュしているであろう姿を想像しながら、笑って見送ろうと思います。


最初で最後のあたしの愛犬。


大好きな、ちび。


あたしの大切な宝物。


飯舘のちびが暮らした場所は、間もなく除染がはじまる。


ほんの一部の表土を削り、
効果が全く理解できない、
誰のためなのか全く理解できない、
除染がはじまる。


除染が終わったら、ふるさとに帰ろう。


だからそれまではもう少し一緒にいられるね。



かけがえのないあたしの宝物。

ちび。

大好きだよ。

ずっとずうっと大好きだよ。



写真が大嫌いだから滅多に自分が撮られることは無いけれど、この前hibiさんが撮ってくれた一枚の写真が、宝物になった。




ほかにも飯舘に里帰りした時の一枚や、



そして、車で向かった最後のお散歩の時のこの一枚。




写真にも、あたしの心の中にも、大切な瞬間がしっかりと残った。




ちび。

あたしを好きでいてくれて、ホントにホントにありがとう。


たくさんの幸せをくれて、ホントにホントにありがとう。


悲しいけど、苦しいけど、ホントにホントに辛いけど、ちびに出逢えて幸せだったよ。


ながい、なが~いお散歩したら、幸せなおうちに生まれかわってくるんだよ。


ありがとう。





いつかまた、出逢う日まで、かーちゃん足腰鍛えとくから。

またきっといつか、たくさんたくさんお散歩しよう。


光の、彼方で。






本当にたくさんの応援を、ありがとうございました!!



ちび。

愛してるよーーー!!!!






三年という時間。
日付が変わってしまったけれど、『4月22日』という日は、あたしにとって生涯忘れられない日。

忘れてはならない日。



2011年4月22日 午前0時。



その瞬間に、取り残されたどうぶつたちに、無残に線が、引かれた。


そして、きっとその時からあたしの運命も、変わった。


書こうと思ったことを書き始め、途中まで書いて去年のブログを見てみたら、書きたいことは、去年とさほど変わっていなかったことに、分かってはいたけど愕然として。


いろんなことを諦めて、
いろんなことを投げ捨てて、
やれることを必死にやってはいるけれど、どうぶつたちに取っては何ひとつ状況は変わらぬままに、ただ、月日が過ぎていった三年という、時間。


そんな中、警戒区域の設定は消え、三つの区分に分けられた円の中では、なかったことにしたい魑魅魍魎たちの思惑だけが進行している。


ヒトというものは、どこまで傲慢になれるのだろう。

ヒトというものは、どれだけ無慈悲になれるのだろう。


それを、それだけを、思い知らされた三年という、時間。


あたしは、この日を、死ぬまで忘れることはない。



ニンゲンという怪物が、引き起こしたことでいのちを喪ったすべてのどうぶつたちに、


合掌。





満開の桜の木の下で。
お花見をした。

満開の桜の木の下で。

去年、約束した通り、お花見をした。





昨日の深夜、ちびちゃんを見に行ったら、久しぶりに小屋に入っていたから、起こしたくないし、身体もしんどいし、と、あたしも久しぶりにベッドに倒れ込み、一瞬にして眠りに落ちて。

ガバッと飛び起き時計を見たら、寝てから二時間ぐらいが経っていて。

よっぽど深い眠りだったようで、頭も身体もスッキリしてて。


そのままちょっとボーッとしたあと、ちびちゃんの様子を覗きに行ったらば、いつもと同じく頭を上げて喉を開いた状態で起きていて。


毎日何度かリードを見せて、行く?と聞いてみるけれど、飯舘に行った時以外はあまり興味のない素振りだから、今回もそうかなーと思いながらも、リードを持ってみたら、わんっ!と一回吠えてから、歩きたさそうにしていたから、よぉし!とゆっくり歩き出し。


ゆっくりゆっくり歩くちびちゃんの背中を見ながら、あたしは嬉しくて嬉しくて、今日もまた朝からボロボロ泣いていて。


ほんのちょっとのお散歩だろう…と思いながら、ちびちゃんの行きたいように歩かせて。

数歩進んでは座り込み、息を整えてまた歩き始めるちびちゃんは、止まることなく、帰ろうとすることもなく、いつものお散歩ルートをゆっくりゆっくり進んでく。





途中何度もまだ行くの?と止まって休んでるちびちゃんの隣に座って話しかけてみるけれど、ちびちゃんは止まる気が無いみたいだったから付き合って。


池までの道は今までだったら10分もかからないけれど、一時間半かけて池まで到着!

やったーー!

お花見だよ。

嬉しいね。




ちびちゃんを預かることにした去年の春に、初めて桜が咲いた時、絶対来年もお花見しようね!と元気にはしゃぐちびちゃんと約束したから。

約束、守れたね。




池の周りのプチダッシュコースをゆっくりゆっくり歩くちびちゃん。

少し進んでは座り込み。

息はとっても苦しそうだけど、気持ち良さそうな顔で、見てるあたしも嬉しくて。


だけど家を出てから二時間以上が経っていたから、そろそろ帰るよ?と声をかけても座り込んで動いてくれず、もう少し待ってみたけれど、やっぱり動ける様子じゃ無いみたいで。


10分程度の距離とは言え、急な坂道もあるから、18kgのちびちゃんを抱っこして帰る自信は全く無くて。


仕方ないから、一旦ちびちゃんのリードを近くに繋ぎ、家までの道をダッシュで帰り、車を取りに戻って。


半べそをかきながら帰ってみたら、hibiさんがゴミ出しをしてくれていて、あたしの必死の形相を見て、すぐさま車を出してくれて。

この時点であたしの携帯は充電が切れてたんだけど、一緒に池まで行ってから、hibiさんが写真を撮ってくれた。



ドヤ顔w

可愛いね。


動いてくれないちびちゃんを抱きかかえ、車に乗って一緒に戻り、フードを積み込み飯舘へ給餌に向かうhibiさんを見送って。


少しの間、庭でちびちゃんに話しかけてた。

約束、守れたね。
嬉しいね。


頑張りやさんのあたしの大事な愛犬さん。

頑固で依怙地なちびおばちゃん。


夕方のお散歩は、車で行って、池の周りをゆっくり歩き、毛布を敷いて二人で寝転んで過ごしてた。


いつまで一緒にいられるか分からないけど、少しでも長く隣にいられるように、少しでも多く嬉しい顔を見られるように、もう、泣くのはやめて、笑って一緒に過ごそうね。




また、お花見しに行こう。

満開の桜の木の下へ。



みんな良い夢を。



ひとつの覚悟。
今日、ちびちゃんと一緒に、初の里帰りをしてきた。

飯舘村のちびちゃんの育ったおうちへ。


このところ、すっかり調子を落とし、食欲も呼吸の粗さも、元気も、その波が激しくて。


昨日は夕方から、立ち上がるのも辛そうで、ずうっと頭を上げて器官を開けて、ゼイゼイと音をたてながら呼吸していて。

ちびちゃんにしてあげられる治療は、癌の転移してる肺や、膨れまくってる心臓のこともあり、出来ることは限られてるから、もう、やってあげられることは少なくて。

だから昨日は、寝袋や毛布をえっさほいさと持ち出して、ちびちゃんの横で一緒に添い寝。

苦しそうな呼吸をしながらも、腕枕をして安心した顔でいてくれるちびちゃんの顔を眺めて。


その寝顔を見ながら朝まで悩み、夜が明けて来た頃、ヨシ!と決めて、みんにゃさんのお世話を始める前にまるこに電話して。


ちびちゃんと一緒に里帰りをしたいから、運転して連れてってもらえないかと頼んだら、即答で任せとけ~!と明るい返事が帰ってきて。


んじゃまぁ必死に頑張るべ、と、二人して必死にみんにゃさんのお世話をダッシュで終わらせ、まるこが迎えに来てくれて、フラットにしてもらった後部座席にちびちゃんと一緒に収まって。


安全運転でスタート!



なんだかちょっと不安そうなちびちゃんを撫でながら、ゆっくりゆっくり飯舘村へ。


向かう途中で今日、飯舘村に給餌に来てるイケメンカメラマンの上村さんに電話して、ちびちゃんの写真撮って~!と無理なお願いをしてみたら、これまた即答で行きます!と言ってもらって、やったー!と喜びながら、そして道のりの途中であちらこちらに咲き乱れてる桜を見ながら到着。


車から下ろしたら、うちでは立ち上がるのもやっとだった筈なのに、ゆっくりだけどしっかりとした足取りで歩き始めたちびちゃんに驚いて。





表情もどんどん変わってく。

嬉しそうなちびちゃんの笑顔が、とってもとっても嬉しくて。


一回りして、しっこやんこして、ちょっと一休み。



楽しかったの顔してる♪


一休みを終えた頃、上村さんと、一緒に来ているチーム銀次のIZUMIさんが到着。


行く?と聞いてみたらば、すぐに立ち上がり歩き始めたちびちゃんを追いかけて、バシバシ写真を撮りまくってくれる上村さん。






そしてどんどんちびちゃんは歩き続けて、あたしはびっくりしながら追いかけて。



ナイスな笑顔だ、嬉しいぞ!!

ゆっくりだけど、どんどん歩くちびちゃんと、半べその顔で笑いながらおいかけるおばちゃんを、上村さんがずうっと追いかけてバシバシ写真を撮ってくれていた。



そうだね。
ここがちびちゃんの育った場所だもの。

悩んだけど、迷ったけど、来て、良かった。


そろそろ息も苦しそうだから、もう戻ろうよと言ってみたけど、今度は水路にじゃぼんと浸かり、お水をガブガブ飲んで、泥まみれになりながらも楽しそうで。



楽しいねー!
嬉しいねー!


宥めてすかして、ようやく水から出てもらい、やっとこさっとこ戻ってくれてw



ん!良い顔だ!



ちびちゃんが住んでいたおうち。




その隣にあった犬小屋は、誰もいなかった筈だったけど、そこには新たな住犬さんが住んでいたことに、とても驚いたし、悲しくてたまらない気持ちにはなったけど、



それはそれで、どうしようもなく辛い気持ちになったけど。


でもあたしにとって、今日の目的は、ひとつの覚悟を決めること。

だからわんこさんにちびちゃんを紹介して、頭を撫でて。



はじめまして。
うちの愛犬ちびちゃんデス。


犬班A。と名乗ってるけど、犬を飼ったことのないあたしなのですが、あたしの最初で最後の愛犬として、ちびちゃんの遺された時間を暮らしていくための覚悟が出来ました。


辛くないように、
苦しくないように。

ちびちゃんとの時間を、少しでも楽しい時間に、安心できる時間にしてあげられるよう、精一杯がんばります。


帰り道の車の中でも、ちびちゃんの表情は明るくて。




おうちに、帰ろう。

そしてゆっくり過ごそうね。



今、これを書いてる横で、ちびちゃんはすやすやと寝息を立ててくれています。

昨日からほとんど食べていなかったけど、夜に無理矢理都合をつけて、ねーねーさんがちびちゃんに会いに群馬から来てくれて、魔法のご飯をあげたら完食してくれました!

良かったねー!


どれだけの時間が残されてるか分からないけど、時計の針をゆっくり進めていくんだよ。


さーて。
寝袋にこもる準備をはじめなきゃ。
ホッカイロ、出動だw



みんな良い夢を。






誓い。
昨日の夜、23時22分。
頑張ってほしかったけど頑張ってほしくなかった翔(かける)くんが、お空に向かって翔んでいきました。






もう、力が出ないほどに減り込み落ち込みまくっているけど、最後の最後まで頑張りやさんだった翔くんを、しっかりと腕の中で見送れたことに縋って、踏みとどまろうと必死に自分を支えてる。






昨日は圏内にレスキューに行く予定をしてたけど、出るのが不安でどんどん出発時間は遅れてしまい、それでもやっぱり行かなくちゃ、と翔くんとちびちゃんの様子をもう一度確認してからダッシュで圏内に向かって。

いつも以上にダッシュでポイントを回り、ヨロヨロしながら給餌して。

全部のポイントは回りきれなかったけれど、どうしてもフードを置きたい場所は全部回ってダッシュで帰宅。


帰宅する頃に待ち合わせてたまるこに支援物資を渡したり、保護した子のバトンタッチをしたりしてから、シェルターに戻りキャリアっこ部屋に入ったら、翔くんは少し呼吸が荒くって。


だけど抱っこするとすぐにゴロゴロ喉を鳴らしてくれた。

それが午後4時頃のこと。


他のお部屋も全部見回りを終えてもう一度キャリアっこ部屋に戻ったら、さっきよりも更に呼吸が荒くなっていて。

お別れの瞬間が近いんだなぁ…と思い、ボロボロ泣きながらずうっと抱っこして。

だけど翔くんのご機嫌は悪くなく、喉を鳴らして脇のしたに頭を突っ込みひたすら甘えてくれていて。


ずうっとずうっと抱っこして、
ずうっとずうっと名前を呼んで。


ちびちゃんのお散歩時間が近づいてきたけど、どうにも側を離れたくなかったから、まるこに無理矢理お願いして、ちびちゃんのお散歩に来てもらい。

ちびちゃんも調子を落としているけれど、昨日の朝はねーねーさんが飯舘村に向かう前に立ち寄ってくれてお散歩したりハグしてもらってたからか、ようやくご飯も食べてくれていて。

夜のお散歩の後も、翔くんの様子が少し落ち着いてるのを見計らってちびちゃんの様子を見てみたら、ご飯もしっかり食べてくれてて一安心。


だけど夜の10時を回った頃から一気に翔くんは苦しそうになってきて。

あたしがかけることの出来た言葉は、頑張らなくていいってことと、早く生まれ変わっておいで、ってことぐらい。

あとはひたすら大好きだよ、と名前を呼んで、身体を撫でて。


11時を過ぎた頃から痙攣が始まって、どうしていいか分からなくなってる翔くんをゆっくりゆっくり撫でていたら、何度か苦しい顔をした後、ふうっと身体の力が抜けて、お空に向かって翔んでった。



保護したとき、両眼の眼球に出来た潰瘍がめちゃくちゃ大きくなってた翔くん。

とっても頑張りやさんだった。

毎日毎日抗生剤入りの軟膏を塗り、抗生剤をごっくんしても、抱っこされればご機嫌だった。


毛布をチュパチュパするのが大好きで、同じケージで過ごしてる勇人くんや水玉ちゃんが寝たいのに、延々毛布をフミフミしてて、二匹がジト目で翔くんを見ていたのが、とっても可愛くて。


飛び出てた眼が良くなっても、ほとんど見えていなかったけど、誰よりも遊ぶのが好きで、あげたおもちゃはあっという間に破壊してw


トイレの掃除でケージを開けると、すぐにケージから脱走して、寝てる誰かの側にいっては尻尾にじゃれつき舐められて。


部屋に落ちてるおもちゃを見つけると、ドライフードのお皿を吹っ飛ばしながら遊びまわるから片付けが大変だったりもしたけれどw、ホントに可愛い子だった。


守りたかった。
守りぬきたかった。

だけどどう頑張っても白血病やFIPには打ち勝てなかった。


救いたいのに、守りたいのに、自分の、人間の、無力さに打ちのめされて心を砕かれて。


もう、悲しみに飲み込まれてしまいたい気持ちになるけれど、翔くんも必死に頑張ってくれていたんだから、あたしがここでへこたれちゃったら怒られちゃうね。


守りきれなかったいのちのためにも、
守るべき目の前のいのちのためにも、
悲しみに負けずに自分としっかり戦っていかなきゃ駄目だよね。


いつかお空でみんにゃさんと会ったときに、胸を張ってかーちゃん頑張ったぞー!と言えるように、みんにゃさんの頑張っていた姿を胸にしっかり焼き付けて、前に前に進むから。


泣き虫かーちゃん、がんばるよ。


翔くん。

頑張りやのかけるくん。


大大大好きだぞーーーー!


ホントに頑張りやさんだった翔くんだから、あんまりゆっくりせずに早く生まれ変わって、普通の身体で普通の幸せを手に入れてくれたらいいなぁ。



手のひらから零れ落ちていくいのち。


もう、これ以上零れないように、零れおちるのを止められるように、頑張りやさんの翔くんに恥じぬように頑張ることを、誓います。


今日はとてもお月さまが綺麗だったね。

迷わずに辿り着けたかな?


かーちゃんの大好きなみんにゃさんに、会えたかな?


みんにゃさんに会ってちょっとだけ休憩したら、急いで生まれかわってくるんだよ。



大好きな翔くん。

いつかまた。


頑張ってくれてありがとう。

















プロフィール

犬班A。

Author:犬班A。
諦めの悪い40代。
絶対に、命を、諦めない。
例え蜘蛛の糸しか繋がっていなくても。

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