2012/12
≪11  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31   01≫
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
12月8日の警戒区域。
昨日の地震の影響があるかも…と思い、うまく寝付けないまま、早朝に出発。

たくさんの暖かい気持ちによって準備できた、レスキューグッズとたくさんのフードと共に。




今日は150kg強のフードを配ってくることが出来ました。
本当にありがとうございます。



朝は、高速の手前で−3℃の表示。

でも、浜通りに向かいはじめると、綺麗な朝焼け。





ぎっくり腰のせいで先週行けなかったので、少しでも早くフードを届けたかったから、今週行けて本当に良かった…。

協力してくださった方たちに、心から感謝致します。



警戒区域の中は、空は青いけれど、結構な強さの風が吹きまくっていて。


でも、風を受けて揺れるのは、色の変わった黄金色の波だけ。




ついこの間までは真っ黄色の絨毯だったセイタカアワダチソウが、冬枯れして、ひたすらに大きく揺れ動いている。


人が、いない。

復興など、していない。

先日、遂に福島の震災関連死の方が、地震と津波の被害に遭われた方を越えた。


選挙に精を出している人は、福島のことなど何も分かってなどいない。

選挙に使う時間とお金があるのなら、福島の復興へもっと目を向け、現状を肌で感じてほしい。

何も始まってもいないし、終わりなど全く見えていないのだから。


…あーもぅ。
腹が立って、腑が煮えくりかえって、やりきれなくなる。

でも、私にできることなんて、細い細い蜘蛛の糸を掴むような、そんな小さなこと。

そんなことは分かっているけれど、やっぱりやりきれなさだけは、消せない。


もうじきあの日から1年9ヶ月が経つあの場所では、崩れていた工事中の高速の路肩には、雑草が生い茂り、




時計の針は、あの日からずっと、止まったまま動かない。




必死に待っていてくれるたくさんの命たちに対して私のできることは、ただひたすらに諦めない。それだけ。



ダッシュで給餌に回っている道すがら、視界に入ったのは黒猫さん。


あ。
と思った時にはもう姿が見えず、付近を探す私の前に、今度はサビ猫さんが。


でも、手持ちの捕獲器は残り一個。


…別な場所にかけた捕獲器を取りに戻るか、一台だけかけるか。

一瞬悩みましたが、一台かける方を選びました。


二匹を保護することは出来ないけれど、どちらかだけでも…と、祈る思いで捕獲器を置いて。


急いで給餌を終わらせて、今度は捕獲器の確認に猛ダッシュ。


一箇所目…空。
二箇所目も空。
三箇所目…狸さん。
ごめんね、連れて行けない。

そして、最後の捕獲器。




ありがとう。
怖かったね。
ごめんね。

サビ猫さんだと思ったら、三毛猫さんでした。


右眼がなんかおかしいね…。
お医者さんに急ごう。


仮の名前は、幾千もの福寿を持って生きていってね、というつもりで、当て字かもしれないけれど、千寿(ちとせ)ちゃんと付けました。


捕獲器の中で、困ったように右往左往するだけで、唸りもせずに怒りもせずに、ただウロウロとしていて。

どうも右眼は見えていないようです。


車の中で、捕獲器からケージに移動してもらったら、香箱を組んで。




そして、手を差し出したら、




おどおどと、甘えてきてくれました。



警戒区域を出て、真っ直ぐ病院へ。


体重は3.35kg。
頑張ったね。


でも、脱水がひどく、当面補液が必要だと診断されたけれど。


ウィルス検査の結果は、FIVもFelVもマイナス。

そして、触診をしている先生の手が、ふと止まり、その場でお腹の毛を刈ってみたら、避妊手術の跡がくっきりと。

そっか…。
飼い主さん探しもしなくちゃね。


眼は緑内障のようですが、今日はさすがに興奮してしまっていたので、少し落ち着いてからまた改めて診察することに。


保護させてくれて本当にありがとう。
一緒に帰ろう。


でも、また一つ心残りが増えちゃった。


レスキューに行く度に、心に澱が溜まっていく。

どんどん心残りが増えるばかり。


でも。

まずは目の前の一つの命を救えたことに感謝しながら、また一歩一歩進むしかない。


私にはゆっくりの歩みしか出来ないけれど、それでもできることが残っているのなら、諦めずに頑張るしか出来ないんだもの。



帰ってきて、千寿ちゃんのお部屋を用意したら、ウェットを食べ、そして喉を鳴らして甘えてくれました。




のんびりして、ゆっくりして、身体と心を落ち着かせてね。



応援頂いている暖かいお気持ちに心から感謝しつつ、終わりの見えない中、必死に待っていてくれるこの命たちの為に、どうか更なる応援を頂けたら…と、願ってやみません。



【犬班A。よりご支援のお願い】

あの、人のいない警戒区域にで生きている小さな命達のため、どうか応援を宜しくお願い致します。

大変恐縮ですが、以下のページにご支援についてのお願い事項をまとめさせて頂きました。

こちら

ちっぽけな力かもしれませんが、私に出来得る精一杯のことを、終わらなければならなくなるまで頑張りたいと思っていますので、どうぞ宜しくお願い致します。
スポンサーサイト
プロフィール

犬班A。

Author:犬班A。
諦めの悪い40代。
絶対に、命を、諦めない。
例え蜘蛛の糸しか繋がっていなくても。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。