2017/05
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明日に向かうために。
あの日から、四年が過ぎた。

途方もなく、長い、長い、時間。

2011年の4月に、初めて圏内に入った時、今のあたしを想像することなんて、勿論全く出来なかった。


見てしまったから。

知ってしまったから。

忘れることが出来なかったから。

ただそれだけの理由で、あたしは今、ここにいる。


東京で暮らした25年近い生活を、全て捨ててきた。

居場所は、あった。

夢も、まだ、あった。

やりたいことが、あった。

やらなければならないことが、あった。

ある日、全てを振り切って、全てをキレイさっぱり切り捨てた。


それまでは、いつだって自分に嘘をついてきた人生だったのに。

今回だけは自分に嘘がつけなかった。



だから今、あたしはここにいる。



ここで、ヒトとの関わりを少しだけ避けつつ、それでもヒトの優しさに包まれながら、ヒトの優しさに支えられながら、猫たちのためだけに、あたしは今、ここにいる。


福猫舎を始めようと決めた2012年の冬。

去年のブログに書いたけど、たくさんの偶然に、突然の出逢いに、恵まれたから出来たことだった。


勢いで始めた訳では無い。

勢いだけでは、いのちを守ることなど出来ないことを知っていたから。


先のことを考えて始めた訳でも無い。

先のことなど考えてしまったら、足が竦み、きっと動けなかったから。


続けることよりも、ホントはやめることの方が簡単だったのかもしれない。

だけどやめることなど、一度も考えたことが無かった。


見てしまったから。

知ってしまったから。

忘れることが出来なかったから。

諦めることが出来ないから。

そして、体験していない恐怖と哀しみを、理解することが一生出来ないと知っているから。


だからこそ、今日、この日を福猫舎のスタートに選んだ。


あの日から、四年。

明日からは五年目の季節が始まる。



そして福猫舎は明日から三年目の日々が始まる。



あたしに出来ることは、

変わらないこと。

続けること。

ただ、それだけ。

たった、それだけ。


だけど、それがあたしの全てだから。


あたしにやれることは、それしか無いから。


だから立ち止まらずに、

前に向かって、上を向いて。


明日に向かう。



喪われた全てのいのちのために。
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雲に、乗って。風に、乗って。
とんでもなく長い間放置した個人ブログ…再開の記事がまたお別れブログになってしまった…。


春からずっとアップダウンを繰り返していた風雅くん、26日の夜、27日に日付が変わるちょっと前にお空へ向かって走っていきました。




福猫舎のあぶくまシェルターにある、白血病の子たちのお部屋、キャリアっこ部屋で過ごすみんにゃさんの兄貴として、ずっとあたしを助けてくれていた風雅くん。

保護されたのは昨年の5月25日。



あの頃、まだシェルターを持たなかった311レスキューのおやじさん達が浪江町の期間困難区域で保護した子だった。

保護場所にゆとりのなかったおやじさんからのSOSを受けて、即座に受け入れ、検査をしてみたら白血病と猫エイズのダブルキャリアだったから、ちょうど出来上がったばかりのキャリアっこ部屋に入居してもらって。


最初はただフリーズするだけで、あまり感情を露わにせず、撫でても抱っこしてもご飯の時も表情をあまり変えず、どう対処したものか悩んでいたけど、数日したら表情がみるみる変わっていった。

撫でるとゴロゴロと喉を小さく鳴らし、抱き上げると頭をコツンとぶつけてきて。

なんだよー。
甘えっこだったならそう言ってよー。
と、良く笑って言っていた。


まだその頃のキャリアっこ部屋はトコトコちゃん、ピッピちゃん、エリカちゃん、ライトくんの4にゃんだけで。

その後、光くん、響くん、奏くんが入居して。


響くんと奏くんが入居した頃から、風雅くんはフリーで過ごすようになっていき、トイレの掃除の時に誰かのケージを開けるとふらっとケージに入っていって、中に居る子を舐めてあげて。


響くんが弱っていく中で、風雅くんは気がつくと響くんに寄り添って、グルーミングをしてあげて、




光くんが弱ってきた時も、光くんのことを守るように傍にいて、いっつもグルーミングしてくれて。




ピッピちゃんも思う存分甘えさせてもらったり、




サンくんも風雅くんのことが大好きで、



いっつもピッタリくっついて。


入居したばかりの蘭丸くんは、風雅くんの傍にいたくて、いっつも後をくっついて。






ブログを書こうとカメラロールを見ていると、誰かとくっついている風雅くんの写真ばっかりで、涙がボロボロ溢れてくる…。


誰かが喧嘩しそうになると、とことこと歩いていって、諌めるような顔をして立ち止まり、それだけでその場が収まってしまう。

そんな存在だった。


今年の3月に、縁じーちゃんとサンくんを見送った後、ガクンと一気に調子を崩し、毎日のように病院へ通い、ケアをして、復活したかと思うとまた崩れるというアップダウンを繰り返し、一番悪かったのは肝機能だったから、そこを集中的にケアするために、毎日朝晩の補液とお薬を、嫌がることなく受け入れてくれて、ようやく少し安定してきたかと思っていた。

だけど5月にキャリアっこ達の精密検査を全頭やった時に、風雅くんだけFIPの陽性反応が出てしまっていた。

まさかの結果にあたしの頭は一瞬パニックになったけど、小康状態を保ってくれていたから、先生から指示されるケアは全面的に受け入れていたものの、絶対にFIPじゃない!と言い張りながら通院してた。


あたしが信じなければ絶対になんとかなる!という意味の分からない自信を持たなきゃ、笑顔でケアなんて出来なかったから。

だけど先月の終わり頃からは、今までと少し様子が変わってきて。

さすがにもう、根拠のない自信を持ち続けることは出来なくなった。


新しい治療方法が無いか、隙間を見つけてネットを探し、先生たちにも粘って粘って治療方法を相談し。

できるコトの精一杯を、負担の無いように、苦しくないように、それだけを願いながら治療とケアを続けてた。



うちのキャリアっこ部屋は本当に穏やかな空気が流れてて。

その空気を作ってくれて、守ってくれたのは、間違いもなく風雅くんだから、いなくなっちゃ駄目だよ、と何度も何度も毎日心の中で繰り返し。


最近はどんどん甘えっこぷりが増してくる風雅くんを誰よりも先に抱っこして。

今まで一番大好きだった筈のおやつも食べてくれなくなったから、何か無いかと毎日何種類ものおやつを出して。


それでなんとか凌いできたけど、一昨日からはなにをあげてももう見てもくれなくなってしまって。

…しがみついちゃ駄目だ。と自分に言い聞かせ、ゴツゴツと背骨が触れるようになってしまった風雅くんを、ただ膝に乗せて抱っこして、大して長くない睡眠時間は風雅くんを腕枕して横になり。




昨日は長い時間シェルターを空けられないから、圏内レスキューはお休みをして、別途入ってきた飯舘村で仔猫が産まれてるという飼い主さんからの連絡があったから、急遽飯舘村へと向かう予定でいたけれど、なかなか腰が上がらずに、空いた時間はひたすらキャリアっこ部屋に入り浸り。

でももう出ないとまずい時間になってしまったから、初めて口に出した待っててねという言葉を、風雅くんは守ってくれた。


待っていてくれた。


帰宅してシェルターの玄関を開けてキャリアっこ部屋に飛び込んで、風雅くんの居場所を探したら、最近お気に入りのおニューのベッドの中に居て。




呼吸が粗くないのを確認して少しホッとして、ワタワタとみんにゃさんのご飯だけあげて、シロの散歩にダッシュで向かい。

帰ってきてからは、お世話を全部ストップをして、風雅くんの横に寝そべり、ホントにかすかに聞こえるゴロゴロ音を聞きながら、待っててくれてありがとう。もう頑張らなくていいからね。と小さな声でずうっと囁いて。


ありがとう。
大好きだよ。
愛してるよ。
と何度か言った後は、何十回か何百回か分からないけど、ずうっと名前を呼び続け。


数時間が経った頃、息をキューっと吸い込む力が弱まったから、膝に抱き上げて撫でてたら、何度か発作のような仕草をした後に、静かに静かに呼吸をするのをやめてしまった。


ありがとう。
ありがとう。

風雅くんに言いたい言葉はとにかく感謝の言葉だけ。


たまに見せた一人ででろーんと伸びて寝ている姿とか、




キッカーで楽しくはしゃぐ姿とか、



ホントはもっとはしゃぎたかったのかな、とか、ホントはもっと甘えたかったのかな、とか、いろんなコトが渦を巻いてあたしの心に洪水のように哀しみと共に押し寄せてくるけれど。

ホントに全く手のかからない子だったから、最後くらいもっと手を煩わせてくれても良かったのに、とか、有り余るほどの哀しみに、飲み込まれそうになるけれど。


だけど今は、ただ、静かに。

大好きな風雅くんの苦しい時間が、長くはなかったことに少しだけ感謝して。


お見送りに向かう時、ふっとお空を見上げたら、曇っていたのが一瞬晴れて、綺麗な空が拡がっていた。




雲に、乗って。
風に、乗って。

大好きな風雅くんが、風雅くんのことを大好きだったみんなの待ってるお空の上へ飛び立っていったのだから、きっとみんなではしゃいで遊んでくれると信じて。


大好きだよ。
ずうっとずうっと大好きだよ。


忘れない。

あたしに出来るコトはそんなことしか無いけれど、ホントにたくさん助けてくれてありがとう。

うちに来てくれて、ありがとう。

出逢えて、良かった。


ゆっくりゆっくり遊んだら、健康な身体で幸せな場所へ生まれ変わってくるんだよ。



いつか、雲の上でまた会おうね。

それまで少しの間、バイバイ。


大好きだよ。風雅。
ホントにホントにありがとう。


ちょびっとお知らせとお願い。

【2…14.5.20 AM5:00追記】
このブログを書いて、数名の方から送ったよー!などと嬉しいご連絡を頂いておりましたが、日付が変わる前に売り切れになっておりましたので、販売品のリンクを解除しました。

ご手配頂いた皆さま、シェアなどして頂いた皆さま、本当にありがとうございます!



今さっきの休憩で、いつものごとくお安いフードを検索していたら、在庫限りのお安いドライフードを見つけちゃいました…。

見た時は残り80個ほどあったので、もし、給餌フードを支援してもいいかな…と思ってくださる方がいらしたら、是非是非こちらをお願いしたいと思って無理矢理更新。


楽天で、マルウオ ドライ 3.5kg入りが614円で、今ならポイント10倍です!

http://item.rakuten.co.jp/hinoki/s144450/


最近ドライフードの値段や容量の変動が激しくて、なかなかAmazonのレスキューリストを更新しにくかったけど、これはかなりお得なお値段だと思うので、検討してくださっている方は是非是非宜しくお願いします!


そしていつもお世話になってるみっくす★ジュースのマメKさんたちがチャリティグッズを販売している、RAINBOW PROJECTさんで、少し前に販売したらばあっという間に完売しちゃったまたたび入りの座布団と、可愛いキャットキッカーが再販決定したそうです~(^_−)−☆

販売は、19日の22時よりスタートだそうなので、買いそびれた方も、初めて覗く方も是非是非覗いてみてくださいね♪

マメKさんちのかわゆいコースケくんと座布団写真♡


ああ可愛い♡



そして以前、販売前にお試しに…と送ってもらったら、いつもはおもちゃにあまり興味を示さない風雅くんですら、めっちゃ夢中に遊んでたキャットキッカー。






おもちゃ大好きの若猫、直くんも、






それはそれは、猛ハッスルw


他にももんのすご~く気持ち良い猫型アイマスクもまだ少し在庫があるようなので、是非是非覗いてみてください!!



アイマスクの販売ページははこちら


そんなお知らせとお願いでした。

どうぞ宜しくお願いしますm(_ _)m
心に満タンの感謝を込めて。
ちびへの、そしてあたしへの、たくさんの暖かなコメント、メール、メッセを、本当にありがとうございます。


全然涙は枯れる気配もなく、エグエグオイオイと泣いてばかりで、自分でもちょっと困っていますけど、たくさんの嬉しい瞬間を、たくさんの宝物の時間をちびと一緒に過ごせたことに感謝して、そして本当にたくさんの方がちびのことを見守っていてくださったことに、心に満タンの感謝を込めて、心の底から御礼申し上げます。


昨日は急遽、レスキューに行ったのだけど、帰りの道すがら、もうお散歩時間を気にして必死になることはないんだな…と思ったら泣けてきて、泣かないようにまるこに電話してどーでもいい話や思い出話に付き合ってもらったり。

朝も起きたらお散歩行かなくていいんだ…と思うと涙が溢れ…。

今朝もダーダー泣いてたら、フードを取りにhibiさんが来たのにも気づかず落ちていて。

夕方、ちびに手を合わせに飯舘の給餌帰りのナナぱぱチームの皆さんが来てくれた時も、これまた泣きまくっていて落ちていて…。

…ダメダメじゃん、あたし。


悲しんじゃいけないから、悲しんで泣いてるんじゃなくて、いないことを認めるのが辛いだけ。

ちびのために買ったたくさんのフードおやつは、まるこに持ち帰ってもらったんだけど、家のあちこちに渡し忘れたフードやおやつがまだあって。

それを見つける度にまた泣いて。


うちの子さぶろー、やきそば、ギンと並んで置いたちびのお骨を見上げながら、さぶろーに、やきそばに、ギンに、一緒に遊んでてね、とお願いをして。


ちびはいい子だったけど、あたしは決して褒められた飼い主では無かったから、どうしてもたくさんの後悔が押し寄せてくる。

もう、後悔したって遅いのに。

バカだなー…。


でも、心に愛があるのだから。

心の中にずうっとちびはいるのだから。

まだもうちょっと泣き続けるけど、それは許してちょーだいね。


たっくさん頂いたちびへの言葉は、ぜーんぶちびに読み聞かせておきました。

ホントにホントにありがとうございます!!


嬉しいね。
嬉しいね。

と、ひとつひとつを読む度に、ちびを見上げて頷いて。


涙も鼻水もダーダー止まらず困ってるけど、みんにゃさんのお世話はしっかりやっているから、もうちょっとだけ我慢してね。



先日福猫舎のブログにカメラマンの上村さんに撮ってもらった写真を載せたけど、写真を送ってくれた時、メールに書かれていた言葉がとっても嬉しくて。


いい写真撮れてるじゃないですか。
飼い主にはかなわない…


へへ。
当然じゃないかw

と、ほくそえんでおりましたw


でも、上村さんが撮ってくれたちびは、本当に可愛い笑顔だった。




せっかくの給餌行の邪魔をしてしまったけど、ホントに嬉しかったデス!

ありがとうございました!!



そんな上村さんの写真展が、現在浅草のギャラリーエフさんで開催中です。

今度の水曜日のお昼過ぎ、ほんのちょびっとだけですがなんとか伺えそうなので、今からとっても楽しみです。


三年以上の間、人の住めない場所で頑張って生きてくれている子たちの笑顔が待っています。



上村雄高写真展
Call My Name 原発被災地を生きる犬猫たち





会期|2014年 4月23日(水)~5月26日(月)
4月29日(火祝)ギャラリーとカフェのみ臨時営業いたします

ギャラリー・エフ 浅草
東京都台東区雷門2-19-18

12:00~19:00(最終日は17:00まで)
火曜休
入場無料(犬か猫のフード1品をお持ち寄りください[任意])
フードについて


ギャラリーエフの看板猫だった「銀次親分」という猫さんの、たくさんの子分さんたちが「仁義箱」で支援を集め、その中からフードを買って、チーム銀次として頻繁に飯舘の給餌に参戦してくれています。

そしてその中から福猫舎にもご支援を頂戴もしております。

ギャラリーエフに集うたくさんの銀次親分の子分さんたちにも、心から感謝致します。


お時間作ってご覧頂けたら嬉しいです。




みんにゃさんのお世話はさっき終わったのだけど、どうにも寝付かれないので、まずは感謝を伝えよう、とブログを更新してみました。


こんなことを書くことで、少しずつあたしの中で消化して、昇華して。

たくさんの瞬間を思い出しながら、頑張って思い出に変えていこう。


そんな気持ちで書いてます。


たくさんの方に、ちびの可愛い笑顔を、頑固な顔を、拗ねてる顔を、たくさんたくさん見てもらえて良かった…。


あたしのスマホの中に、
あたしの心の中に、
お見せできなかったまだまだたくさんのちびがいます。

それはあたしだけの宝物w


辛いけど、苦しいけど、悲しむことはもうやめて。


これだけたくさんの方に見守ってもらえたちびを誇りに思いながら、今日は寝ようと思います。



へなちょこブログでごめんなさい。



みんな良い夢を。



光の、彼方で。
たくさんの方に愛されて、
たくさんの方に見守られ、
たくさんの方に応援頂いた、ちび。


昨日、お空へ向かって走っていってしまいました。





あたし、看取ってあげられなかった。

こんなにも頑張っていたちびを、一人で逝かせてしまった…。

それは死ぬまでずっと悔やむことだけど、苦しかった呼吸も、眠れなかった辛さも、全部なくなり身軽になってくれたことを、もう、苦しまなくていいことを、安堵すると共に、静かに見送ってあげたいと思います。



ちびに初めて出逢ったのは去年の3月18日。


最初は、福猫舎をスタートしようとしている頃に、ねーねーさんから相談されて、乳腺腫瘍の手術の相談に乗っただけの出逢いだった。

なんとか手術をお願いできた仙台の病院へ搬送し、手術をしてみたらば悪性で、既に肺に転移していることが分かり、退院の時には余命宣告を受けてしまい。


そのまま飯舘村に帰すという選択がどうしても出来ず、ねーねーさんと一緒に飼い主さんのところへ向かい、術後の説明とともに、完全に傷口が塞がるまで…とお預かりすることにして。


だけど、傷口がしっかりと塞がってからも、人の住めない飯舘に一人で暮らさせる決断は出来なくて。

悩んで悩んでようやく決断をして、継続してお預かりすることを決めたのが5月の半ば。

いつか来る最後の日まで、しっかりとお預かりすることを約束した。



何度も書くけどあたしは犬と暮らしたことが無かったから、なにをするのも初めて尽くしで、フードの量や散歩の長さも最初は分からず、なんだかいっつもおたおたしててw

ちょうどその頃、出来たばかりのシェルターにボランティアで来てくれていたSさんが、お散歩に行ったら見つけてくれた池へのルート。

ここがもう、大好きでw

たったか走って、草むらに潜り込んで、ゴロンゴロンと転がって。


いつもいっつも笑ってた。





ホントに大好きすぎて、なかなか帰ろうとしてくれないし、鴨さんを見つけると必死に追いかけ眺めてて。


毎日毎日朝晩お散歩に行っては、一生懸命説得をして帰ってきてたw



ちびは、いつからか分からないけど、うちに来た時にはもう、耳が聞こえていなくって。

それでも気配で察知するから、出掛けて帰ると即座に気づいて尻尾をぶんぶん振り回しながら、猛烈なタックルで歓迎されて。

これが、普通の日常になっていった。


ちびの好きなおやつを探し、
ちびに引っ張られてすっ転びながら笑い転げて。


お散歩ルートに咲いている花々の、芽吹きや開花を見ながら、聞こえてないけどたくさん話しかけて。


池の淵に腰掛けて、頭を撫でながら鴨さんを眺めて。


たくさんムシに刺されて。


土砂降り以外は、雨の中をダッシュして、雪の上も恐る恐るすべらぬように歩いて。


楽しかった。
幸せだった。


たくさんの宝物の時間を、思い出を、ちびに分けてもらった。


お腹の緩かったちびに合うフードを探して、ようやく合うフードを見つけた時は嬉しくて。

食いしん坊だけど、量を間違うと即座にお腹が緩くなっちゃうちびの、お腹に合った量とおやつを工夫して。

窓越しに猫を見ると、すぐにロックオンしちゃうちびを注意しながら抱っこして。


全ての時間が大切な、大切な、時間だった。



夏を越せるかな…とか、冬は大丈夫かな…とか、いっつも心配ばっかりしてたけど、当の本犬は、いっつも嬉しい笑顔で抱きついてくれていた。



夏もしっかりと越してくれて、冬もしっかりと乗り越えてくれて、まだまだ一緒にいたかったけど、検査に行ったら先生たちすら驚く程に、心臓は肥大していて、肺もやっぱり真っ白で。

肺に出来てる腫瘍もとても大きくなっていて。

少しでも楽に過ごしてもらうために、毎日朝晩心臓のお薬を飲んで、4日に一度、インターフェロンを注射して。

おやつ命のちびだったから、お薬飲ませるのはあっけない程に簡単でw


それでもどんどん呼吸は悪化してたから、きっとお別れの日が遠くないのは分かってた。


でも、出来る限り普通の日々を楽しんでもらいたかったから、たくさん笑って過ごしてた。



先日から一気に体調が落ち、一晩を越えるごとに呼吸は粗くなっていき、大好きだったお散歩も、走ることはなくなって。


それでも池の畔にいる間はホントにいつも笑顔で過ごしてたから、なるべくゆっくり時間を取って。


本当ならば急な坂道もあるお散歩コースを変えた方が良かったのかもしれないけれど、別なルートに行こうとしても、最終的に池に向かおうとするちびの意思に任せて、帰りの登りはゆっくりゆっくり歩かせて。


全てが幸せな時間だった。


三日前ぐらいからは、もう、何を見せても食べてくれなくなっていき、それでもなにか少しでも…と思い、あれやこれやと何種類もの食材を買ってきて。


みんにゃさんのお世話の合間に、何度も何度も外へ出て、ちびの隣に座って頭を撫でて添い寝して。


買い出しに行くにも、病院に行くにも、出かける時は、待っていなくていいからね、と心の中で呟いて。

それでも帰ってきてゆっくり尻尾を揺らしてくれるちびの姿を見てはすぐ泣いて。


昨日の朝、出かける時に、なかなか出かける踏ん切りがつかず、一時間近く隣に座って過ごしてから、もうこれ以上遅れられないという時間まで過ごしてから、頑張って急いで帰るから待っててね、と頭を撫でて出かけた。




…なのに待っていてはくれなかった。

天邪鬼なんだから…。



友人がちびの様子を見にきて見つけてくれて、シェルターに戻る途中で電話をもらい、ボロボロ泣きながら、自分を呪って絶叫しながら、アクセルをベタ踏みして車を必死で走らせた。


まるこにすぐさま電話したけど、一体何を言ったか全然覚えていないけど、到着したら、まることはなちゃんがちびに寄り添って待っててくれて。


泣いて泣いて、もう、涙が止まらなくって、吐きそうになるほど泣き続けたのに全然涙は枯れなくて。


心の中にでっかい穴が、また増えた。


でも、それでも、苦しかった時間が終わってくれて、きっと今、走りたいだけ猛ダッシュしているであろう姿を想像しながら、笑って見送ろうと思います。


最初で最後のあたしの愛犬。


大好きな、ちび。


あたしの大切な宝物。


飯舘のちびが暮らした場所は、間もなく除染がはじまる。


ほんの一部の表土を削り、
効果が全く理解できない、
誰のためなのか全く理解できない、
除染がはじまる。


除染が終わったら、ふるさとに帰ろう。


だからそれまではもう少し一緒にいられるね。



かけがえのないあたしの宝物。

ちび。

大好きだよ。

ずっとずうっと大好きだよ。



写真が大嫌いだから滅多に自分が撮られることは無いけれど、この前hibiさんが撮ってくれた一枚の写真が、宝物になった。




ほかにも飯舘に里帰りした時の一枚や、



そして、車で向かった最後のお散歩の時のこの一枚。




写真にも、あたしの心の中にも、大切な瞬間がしっかりと残った。




ちび。

あたしを好きでいてくれて、ホントにホントにありがとう。


たくさんの幸せをくれて、ホントにホントにありがとう。


悲しいけど、苦しいけど、ホントにホントに辛いけど、ちびに出逢えて幸せだったよ。


ながい、なが~いお散歩したら、幸せなおうちに生まれかわってくるんだよ。


ありがとう。





いつかまた、出逢う日まで、かーちゃん足腰鍛えとくから。

またきっといつか、たくさんたくさんお散歩しよう。


光の、彼方で。






本当にたくさんの応援を、ありがとうございました!!



ちび。

愛してるよーーー!!!!






プロフィール

犬班A。

Author:犬班A。
諦めの悪い40代。
絶対に、命を、諦めない。
例え蜘蛛の糸しか繋がっていなくても。

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